十分に寝たはずなのに、朝からだるい、疲れるといった症状を感じる方は、もしかすると「モーニングブルー」かもしれません。朝食でたんぱく質が不足している人、ライフスタイルに大きな変化があった人は、特に注意が必要です。管理栄養士の松田真紀先生に、詳しくお話を聞きました。
「朝の疲れは普通」と思っていませんか?
最近朝から体がだるい…なんとなく気分が晴れない…といった方は多いのではないでしょうか。それはもしかしたら「モーニングブルー」かもしれません。
原因となるのは、朝食でのたんぱく質不足やライフスタイルの変化など。
下記のチェックリストで、自身がモーニングブルーに当てはまるかどうかを確認してみましょう。
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モーニングブルー増加の原因は食習慣の変化や自律神経の乱れ!
ここ数年の著しい社会変容で、食習慣がガラリと変わったという方は多いでしょう。
「菓子パンやおにぎりなどで簡単に朝食を済ませるようになった」「これまで朝食を外で食べていたが、リモートワークになってから食べなくなった」という人は、昼食夕食が変わっていなくてもたんぱく質不足になっている可能性があります。
たんぱく質は、活動的な1日のスタートや、夜の睡眠の質を高めるために重要な役割を担い、不足すればモーニングブルーになるリスクが高まります。
また、季節の変わり目の時期は、自律神経が乱れて、夜に寝つきが悪くなる方が増加します。朝の目覚めも悪くなるため、モーニングブルーになりやすいということです。
モーニングブルーは、朝に影響を及ぼすだけではありません。集中力や判断力が鈍ってパフォーマンスが低下したり、ストレスが増加したりと、日中の生活でも弊害が生じることもあります。