メディカルハーブとはハーブがもつ成分を健康や美容に役立てようする分野です。

自然療法といって、人の体にもともと備わっている自然治癒力を利用し、心も含めて全体のバランスを見るのが特徴です。

近代医学では風邪など高熱が出た場合は解熱剤や抗生剤を使います。
一方で、自然療法では体を温めて汗をかかせようとするなど自然治癒力に信頼を寄せます。

メディカルハーブには非常に多くの成分が含まれています。
作用は穏やかですが、一点集中ではなく全身に作用することにつながります。

メディカルハーブの主な作用を5つの機能に分けることができます。
抗酸化作用、生体防御機能調節作用、抗菌・抗ウイルス作用、薬理作用、栄養素の補給です。

私たちの生活ではハーブティーが一番身近に親しまれていると思います。
日々の生活に取り入れれば、体や心の不調に少しずつ働きかけてくれるという期待をもてるでしょう。

不調に合わせたおすすめのハーブをいくつか紹介したいと思います。

1.胃腸の不調

・ペパーミント(胃腸の不快な症状を緩和させる作用)

・ジャーマンカモミール(胃炎などに対する消炎作用、緊張を和らげる鎮静作用)

2.花粉症

・エルダーフラワー(鼻水など不快な症状の改善、抗アレルギー作用)

・ネトル(抗アレルギー作用)

・ペパーミント(鼻詰まりの緩和、頭痛を和らげる即効性)

3.肌荒れ

・ジャーマンカモミール(ストレス原因となっている肌トラブルへの消炎、鎮静作用)

・ローズヒップ(ビタミンCの補給)

・ダンディライオン(肝臓強化からの解毒促進作用)

4.不眠、抑うつ

・ジャーマンカモミール、ペパーミント、リンデン(鎮静作用からの心のリラックス)

・セントジョンズワート(気持ちを明るくさせてくれる抗うつ作用)

5.ダイエット

・マルベリー(糖分吸収を抑える作用)

・マテ(脂肪燃焼作用)

ハーブティーは、胃への負担を軽くするために食後にゆっくりと楽しみましょう。
また、ハーブは信頼のできるお店で購入しましょう。
ハーブ専門店enherbでは知識のあるスタッフがカウンセリングを行い、オリジナルブレンドも作ってくれるのでおすすめです。

ハーバルライフを取り入れることによって体や心の不調を改善できるといいですね。