“バスと過ごす”がコンセプト。リノベしたバス車両に泊まれる、1日1組限定の宿泊施設「ばすてい」が西伊豆にオープン

東海バスを運営する東海自動車が静岡県の西伊豆町の築73年の歴史ある 「宇久須(うぐす)案内所」と路線バスとして活躍した中型バス車両を一体的にリノベーション。“バスと過ごす”をコンセプトとする1日1組限定の宿泊施設が2023年11月17日(金)に開業。“バスと過ごす”というコンセプトから、「バス」と「ステイ」を合わせて 「ばすてい(=バス停)」という名前でリスタートします。2023年11月10日(金)12時予約開始です。1棟1台貸し切りの、他にはない特別なバスでのステイを、この機会にぜひご体験ください。

“バスと過ごす”がコンセプト。案内所と中型バス車両を一体的にリノベーション

「宇久須案内所」は、以前は鉄道との直通乗車券を販売する「宇久須駅」として愛されてきましたが、2022年3月31日に案内所としての役目を終えました。木彫りの看板を掲げた趣ある木造建物を生かし、地域に新たな魅力を生み出すため、引退した路線バスと一体的にリノベーションし、全国的にも珍しい宿泊施設「ばすてい」が誕生。
ばすていは、現在も使用されているバスの停留所前に位置し、周辺には美しい景観を誇る宇久須海水浴場や港、温泉、地域産業を代表するガラス工房などの観光資源も豊富に存在しています。どこか懐かしい雰囲気を残しつつ、バスの魅力が詰まった、バス好きにはたまらない宿です。

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実際に案内所として活躍していた「宇久須駅」や走行していた路線バスの引退した車両に宿泊

路線バス 中型バス車両

伊豆半島各地を走っていた当時のレトロカラーに塗装したバス車両には、3名が宿泊可能。運転席に座ってハンドルや行先表示ボタンの操作を楽しんだり、降車ボタンを好きなだけ何度でも押すなど、普段バスに乗車したときにはできないさまざまな体験が叶います。バス中央から後方では座席を向かい合わせたボックス席やベッドが設置され、移動手段としてのバスとは異なる唯一無二の空間で特別なひとときが過ごせます。