毎週土曜日の夜10時から放送されているラジオ番組『堂本剛とFashion & Music Book』。

3月16日の放送では、堂本さんがエリンギとファンクにまつわる話を繰り広げたことが話題となりました。

(画像:時事)

■エリンギの花言葉は「宇宙」!?堂本剛が最も「ファンク」を感じた要素とは!?

先週、番組ではキノコ類のエリンギには花言葉があり、その花言葉が「宇宙」だということが知らされていました。

堂本さんが愛してやまないファンクミュージックも宇宙と切っても切り離せない関係であることから、エリンギに深く関わっていかなければならない人生であると宣言をしていました。

今週の番組ではそのエリンギの料理方法に関する話題からはじまり、堂本さんは「エリンギってどうやって食べたんやろなって思った時に、あまりメインの宇宙として食べてなかったなっていう。もちろん、メインの宇宙になる瞬間はありましたけど、お鍋に入れたり炒めたりってところだったので」と話します。

と、いよいよ度を超えてきたエリンギトーク。

エリンギのファンク的解釈が加速していきます。

まずは、「エリンギと言えばこうですよね」といった話にならない、いわば「いまいち掴めない」部分がファンクだと感じたことを明かし始めます。

■エリンギファンクフードが続々届く!調理過程での思考を聞いた堂本剛は「ファンクのマナーですよ」と絶賛

また、先週の番組ではリスナーの方々にエリンギファンクフードを募集していました。

あるリスナーは先週の番組放送後、エリンギを買いに走ったらしく、「(エリンギを買いに走るなんて)今までの人生でなかったので、剛さんからはいつも初めての経験を提供していただけて、楽しく生活ができています」と話します。

この方は、その時食べたいと思っていたオムライスを作ったものの、ファンクさを求めるために、普通の作り方に加えてウスターソースを投入しつつ、コンソメキューブと塩胡椒で味を整えて、仕上げにはフライパンに押しつけておこげを作ってみたそうです。

さらに、蜂蜜、黒胡椒、オリーブオイルで作ったソースを混ぜてみたところ、完璧なグルーブが完成し、非常に美味しかったことを明かします。

堂本さんは「これはもう完璧ですね。グルーブしていく中でソースを思いつくんですよね。『完璧やん』と思いながら、エリンギは序盤で出てきただけとかも思うんやけど、クスクスはじまるのが良いですよね。ファンクのマナーですよ」と絶賛。

楽しさの中に不安もあり、「でもまあいいんちゃう?あれがあったから今があんねんから」と再びグルーブが始まっていくことが、エリンギファンクフードだと感想を伝えました。

■堂本剛が本音ポロリ「エリンギだけでこんなにも話ができるとは思っていませんでした」

他にも、エリンギを細かく切って湯掻いて、そうめんのおつゆにつけて食べるという簡単なレシピが寄せられます。

この2つのレシピを受けて、堂本さんは「シンプルなものと手の凝ったものがありましたけど、シンプルっていうのもファンクのマナーでもありますからね。これ多分、結構な総ツッコミに遭ってる可能性もあるんですよ。『切って湯掻いただけやん』って話になってると思うんですよ。何を言っているんだ。切って湯掻いたじゃないかと。ファンクの宇宙が広がっていますからね」と話します。

「何がダメなんだ?という気持ちで作っていますから。ご主人が『美味しい』と言っている時点で大正解なんですよ」と自身の意見を明かした堂本さんは、「2つのお便りから、非常にファンクネスを感じました。エリンギだけでこんなにも話ができるとは思っていませんでした」と率直な心境も吐露。

全リスナーに向けて、「みなさんもぜひ、エリンギの中に宿る宇宙を体感して欲しいです。いろんな食べ方をしてみてください。勉強になりましたよね。シンプルであろうが、手が凝っていようが、一手間あろうがなかろうが、宇宙にたどり着けばファンクなんですよね。これはみなさんぜひ、体感してみてください」とメッセージを投げかけました。

ネット上では、「お料理しながらもっとFUNKを!と足していくリスナーさんが一番Funky」といった堂本さんと同様の感想だけでなく、「エリンギで面白い料理考えた!明日作ってみよう」というつぶやきも続出していました。

他にも、この話をする堂本さんの声のトーンを聴きながら、「剛さんがくふくふ楽しそうにしてるラジオは聴いててこちらも幸せになる」という声も見られています。

エリンギの料理という一見シンプルなテーマではありましたが、その中にリスナーの料理というストーリーが加わることで、話が発展していきましたね。

ファンクの本質を理解している堂本さんの言葉も非常に素敵でした。

【番組情報】

堂本 剛 とFashion & Music Book

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(文:横浜あゆむ/編:おとなカワイイwebマガジンCOCONUTS編集部)