「紫のトトロ買った」 “ジブリを1ミリも知らない”友だちから連絡→まさかの正体に爆笑 友だちはその後ジブリを見た?

 SNS上で注目を集めた投稿について、その背景をあらためて取材する「バズ投稿のウラ話」。今回はまさかの正体にほっこりさせられる「紫のトトロ(関連記事)」の投稿とその後について、俳優でスタジオジブリファンの太田唯(@SmileY0925)さんに話を聞きました。

確かにトトロっぽいけど

 話題になったのは、太田さんとジブリ作品を「1ミリも知らない」という友だちとのLINEのやり取り。ある日、太田さんのもとに、ジブリのキャラクターグッズを取り扱うショップ「どんぐり共和国」に行ったという友だちから「ちょっとだけテンションが上がって紫のトトロ買った」と画像が送られてきました。

 「紫のトトロ」なんていたっけ……!? そんなふうに疑問に思っているたところ、友だちから送られた写真を見て、その正体が判明します。それは、同じくジブリ作品の「千と千尋の神隠し」に出てくるあのキャラクター。湯婆婆の一人息子である坊が、銭婆の魔法で変えられたネズミ「坊ネズミ」だったのです! た、確かに、似ている……!?

 追わぬ勘違いはジブリファンを中心に注目を集め、投稿は20万件超の“いいね”を獲得しました。リプライ欄などでは「紫のトトロなんていたっけ?って思ったら」「節子! それトトロやない、湯屋の坊や」「千と千尋のトトロw」など、友だちの勘違いにほっこりしたという声が多数寄せられています。

 ねとらぼ編集部では、太田さんに友だちからLINEをもらったときの心境や、友だちのその後について聞きました。果たして、友だちはこの投稿がきっかけでジブリ作品を見たのか――。

「確かに坊ネズミとトトロって似てるかも!」

――友だちから「紫のトトロ」というメッセージをもらったときは、どう感じましたか。

太田さん:「紫のトトロ」を見たときは、「なるほど!」と思いました。友だちとは逆にジブリ作品を何度も見てるからこそ、そういう勘違いをもうできなくて(笑)。「確かに坊ネズミとトトロって似てるかも!」という、新しい視点を教えてもらいました。

――友だちは当時、ジブリ作品を「1ミリも知らない」とのことでしたが、その後「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」などジブリ作品を見たのか気になります。

太田さん:あれ以来、何度か会うたびに「1回見て」と言っているのですが、まだ作品は見てないようです(笑)。でも「紫のトトロ」はちゃんと飾ってるらしいです。

――投稿がバズった際の心境について教えてください。また、リプライ欄などで寄せられたコメントで、何か印象に残っているものはありますか。

太田さん:バズったときの印象は、正直ここまで反応あると思ってなくて、朝起きてTwitterを開いてびっくりしました(笑)。いつもTwitterではジブリ系の投稿をよくしているので、おそらくフォロワーさんはジブリ好きな方が多いと思うのですが、私と同じように新鮮な視点に感じられたのかなと思います。

 印象に残っているコメントは「節子、それは坊ネズミや」ですかね。脳内再生されました。

 太田さんはジブリに関する情報を発信するYouTubeチャンネル「太田唯YuiOhta」を運営しています。

話題になった「紫のトトロ」の投稿

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