40代の深いほうれい線を改善するために、美容クリニックを受診。カウンセリングで勧められたのは「ヒアルロン酸注入」でした。後編では施術の様子とその結果をレポートします。

私のほうれい線には「ヒアルロン酸」がベストらしい



美肌加工はお許しください。(C)コクハク

【日めくりコクハク】

 40代、できれば老化に抗いたい…。そこで時間と金銭に余裕もできた今、最終手段ともいえる美容医療にトライ。

 昔からコンプレックスだった“ほうれい線”。3つのクリニックで無料カウンセリング受けた結果、すべての医師から勧められたのは「ヒアルロン酸注入」でした。
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本格的な施術室にビビる

 カウンセリングから約3週間後、ついに施術の日がやってきました。

 待合室には20代前半であろう若い女子が複数人。とても可愛らしい内装でしたが、もっとプライバシーに配慮した作りだと嬉しいですね。40代女ひとり、少し肩身が狭かった。

 順番が来てスタッフの案内に従います。院内には洗面台やメイクルームも設置されていますが、私はノーメイクだったためか施術室へ直行です。

「注射を打つだけだし、皮膚科みたいなものでしょ」と軽く見ていたのですが、施術室はしっかりとした“手術室”。え、こんな本格的な部屋でやるの? と一気に恐怖が…。顔の消毒中、話し相手になってくれる看護師さんが有難かったです。



ヒアルロン酸注入も“整形”なんだな…と実感。※写真はイメージです。(写真:iStock)

再び「完全には消せないよ」と念押し

 医師が施術室に到着。ドアを開けるなり、「完全にほうれい線を消すことはできないよ」とカウンセリング時と同様に念押しされました。「でも出来る限り薄くするね」…はい、十分です。

 前回、A院では顔全体のリフトアップを、B院では直接ほうれい線への注入を勧められましたが、ここではほうれい線近辺に入れていくようで、A院とB院のハイブリッドという印象でした。

『ボリューマXC』と『ボリフトXC』という硬さの違う製材を、部位によって使い分けていくそう。入れる深さも異なり、部位によって深く浅く…と調整するのだとか。

 ちなみに私の場合「注入できるのは下の歯のラインまで」とも言われました。歯並びのせいか、飴玉のような膨らみになる可能性があること。というわけで、ギリギリの位置までお願いします!