ビッグキャリーも叶う!? 「ドライバーが苦手」は右足体重で解決!

ドライバーショットでボールが上がらない、キャリーを稼げないと悩んでいる人の共通点を知っていますか? それはアドレスでの左足体重にあります。自分では両足均等か、もしくは右足体重で構えているつもりでも、クラブヘッドをボールに当てたい気持ちが強いと、いつの間にか左足体重になりがちなんです。そこを修正できれば、ビッグキャリーも夢ではありません。

体重配分は
右足6割、左足4割

左足体重で構えると、クラブヘッドがボールの上から下りてくるため、ダウンブローになりがちです。しかも本来のロフトよりも立った状態でインパクトを迎えます。これだとボールが上がらず、キャリーを稼ぐことができません。右足に6割、左足に4割の体重配分で構えると、アッパーブローの軌道になり、インパクトロフトも大きくなるので、ボールが上がり、キャリーを稼げるようになります。


右足体重だから
アッパーブローに振れる!

ロフトの小さいドライバーでボールを高く上げるには、高めのティアップだけでなく、アッパーブローの軌道が必要です。そのためには、右足に体重を多めに乗せて構え、体の軸を少し右に傾けるといいでしょう。

ボールの
右半分を見る

左足爪先の前にあるボールの真上を見ようとした時点で、左足体重になります。右足体重をにするためにも、ボールの右半分を見るように心がけましょう。

インパクトも
右足体重でいい

ドライバーショットでは、本来のロフトよりもインパクトロフトが大きくならなければいけません。インパクトでも右足体重をキープしましょう。

阿河徹
●あが・とおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行う。2012年独立後、男女ツアープロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。

構成・文=山西秀希
写真=鈴木祥
協力=井山ゴルフ練習場