関東では珍しいバタバタと折り曲げる「地焼き」の鰻専門店「北白川」が東京・永田町にオープン!

初体験!福岡・柳川の郷土料理、鰻のせいろ蒸し


福岡・柳川の郷土料理、鰻のせいろ蒸し。ふたを開けた瞬間の香りがたまらない

福岡では鰻重と同じくらい人気を博すのが鰻のせいろ蒸しなのだそう。江戸時代に鰻の産地として知られた柳川発祥のご当地料理。

タレをまぶしたご飯の上に地焼きした鰻の蒲焼をのせ、錦糸卵を脇にあしらい、せいろで蒸し上げた料理。ふたを開けると湯気とともに木箱のウッディな香りが立ち上がり、鰻の芳醇(ほうじゅん)な香りと相まって美食のアロマを体験できます。


「せいろ蒸し(吸い物付き)」梅5,500円、松3,850円。こちらも松竹梅の逆順に

鰻重では鰻の力強いうまみを味わいましたが、こちらの蒲焼はさらに後から蒸すことでふんわりと柔らかくなり、鰻重とはまた違ったおいしさ。「北白川」では保温性の高い木曽漆器の紅色の箱に入れて提供してくれるので、最後まで熱々で味わえます。


奥の個室はとても重厚感があり、接待や家族の会食などに特におすすめ

店内はイギリスのアンティーク家具が随所にしつらえてあり、落ち着いた雰囲気。和服姿の女将(おかみ) 奥村さんによると、個室は4名~8名まであり、4つある個室のうち特に奥の個室はとても重厚感があり、ぜいたくな空間になっているとのこと。

お手洗いに続く店の裏口から一番近い場所にあるので、一般のお客に顔を見られたくないお忍びの有名人の利用などにもいいかも。予約すれば正面入り口からでなく、交差点でタクシーを降りて30秒、裏口からこっそり入店も可能そうです。


「うざく」や「う巻き」、「鰻の白焼き」なども単品注文できる。日本酒は獺祭を用意

今話題の関東では希少な地焼きの鰻専門店「北白川」、永田町かいわいにおでかけの際に立ち寄ってみては?


店のエントランス。大きな白い垂れ幕が目印

所在地:東京都千代田区永田町1-11-28 合人社東京永田町ビル1階

アクセス:東京メトロ 永田町駅 3番出口すぐ

規模:61坪 64席

平均客単価:昼6,000円/夜8,000~9,000円

営業時間:11:30~21:00(L.O.20:15)

定休日:不定休