現地10月27日(日本時間26日)、ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズのワールドシリーズ第3戦が行なわれる。初戦を4対11で落としたドジャースが、第2戦では山本由伸の完投勝利で制し、成績は1勝1敗。第3~5戦はドジャー・スタジアムで開催される。
ドジャースは初戦、第2戦とも同じ打線を組んだ。1番が大谷翔平で、以下は2番ムーキー・ベッツ、3番フレディ・フリーマン、4番ウィル・スミス、5番テオスカー・ヘルナンデス、6番マックス・マンシー、7番キケ・ヘルナンデス、8番トミー・エドマン、9番アンディ・パヘスという打順だ。
このメンバー構成を、第3戦では変更する可能性があるようだ。地元紙『Los Angeles Times』のジャック・ハリス記者が報じた。
「26日、ドジャー・スタジアムでのオフ日のトレーニングで、キケ・ヘルナンデスはいつものように内野守備の練習をした後にセンターフィールドに移動し、そこで時間をかけてフライボールの捕球練習に励んだ。第3戦を控えたタイミングでのセンターの守備練習は、決して偶然ではないのかもしれない」
ハリス記者によると、ポストシーズン打率.093と不振にあえぐパヘスをベンチに下げる可能性があるという。「パヘスは今ポストシーズンで43打数4安打、11三振、0四球。9番打者として目立った活躍を見せていない。デーブ・ロバーツ監督はスタメンの変更を検討中だと認めた。指揮官は“彼のパフォーマンスはいまひとつ。他の選択肢も考えている”と語った」と記している。
打率が伸びないパヘスが出場しているのは、中堅手としての有能な守備面にある。レギュラーシーズンで中堅を守ったこともある二塁手のエドマンが慢性的な足首の負傷を抱えており、今ポストシーズンは二塁に専念していることもあり、守備に定評のパヘスが出場し続けている状況だ。
「ロバーツ監督の言うほかの選択肢とは、K・ヘルナンデスだ。今年はおもに左翼手(兼三塁手)として出場しているが、1年前のポストシーズンでも中堅でもプレー。K・ヘルナンデスが中堅に移れば、空いた左翼はアレックス・コールが入る可能性がある。コールはパートタイム選手で、パワーはパヘスほどではないものの、出塁能力とコンタクト力に優れている」
ドジャースはシンシナティ・レッズを倒したワイルドカード・シリーズを除く残り10試合で、実は5点以上取っていない。フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズは5点、4点、2点、2点。ミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズは、2点、5点、3点、5点。ブルージェイズとのワールドシリーズ初戦は4点で、第2戦は5点。地区シリーズ以降のチーム打率は.216で、大谷のポストシーズン打率は.224、フリーマンのそれは.222、ベッツもリーグ優勝決定シリーズ以降は.136と、とくに上位打者の数字が伸びてこない。
「ロバーツ監督は本拠地に戻ってきて、攻撃力を取り戻そうとしている。それはつまり、ラインアップを変更する可能性があるということだ」
第3戦のブルージェイズの先発は、サイ・ヤング賞受賞3度を誇る41歳の右腕マックス・シャーザー。地区シリーズではロースターから外れていたが、マリナーズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第4戦に先発し、5.2回2失点の好投で勝利をもたらしている。ハリス記者が報じたように、ドジャースは不動のメンバーに手を入れてくるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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