レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPの初日FP1を7番手、FP2を6番手で終えた。しかし2日目以降には自信を持っており、初日好調な走りを見せたフェラーリ勢と接戦になるだろうと語った。
イタリアGPでは圧倒的な速さを見せたフェルスタッペン。しかしそれから2週間後、アゼルバイジャンGPの初日には、イタリアでのような速さは見せられていないように見えた。
しかしフェルスタッペンは、マシンのバランスには良い感触を感じているようだ。
「今日はそれほど悪くなかった。レースに向けてマシンのフィーリングはかなり良かったし、それが僕らにとってプラスになった」
フェルスタッペンはチームのプレスリリースに、そうコメントを寄せた。
「安定したバランスを見つけることができた。このコースのレイアウトでは、特にそれが重要なんだ。良いラップを刻むには、全てがうまく噛み合う必要がある。そのためにも、アタックでもっとペースを上げられる部分で自信を深めるために、作業を進めていく」
「少しずつ調整を進めているから、明日はマシンがもっと良くなることを願っている」
なおフェルスタッペンはFP2で、ソフトタイヤを履いてロングランを実施。その感触は良かったと語る。
「ロングランは問題なかった。ここはいつも滑りやすく、ソフトコンパウンドのタイヤにとっては厳しいんだ。でも、今回はそれほど悪くない」
「フェラーリはここではいつもかなり速いから、接戦になる場面もあると予測している」
とにかくフェルスタッペンは、予選アタックを成功させることが大切だと語った。
「全ては、予選で完璧なラップを走れるか、タイヤを適切なタイミングで使えるかにかかっている。ストレートも長いから、トウを使えるかどうかも運次第になるけどね」

