歳をとってから飛距離を伸ばすには、セオリーの呪縛を解いてもっと自由に動いたほうがいい。「ボールをよく見ろ」というのがその代表的な悪しきセオリーだ。
ボールのまわりをぼんやりと見ると体がラクに動く

どこに打つかを考え、意識をターゲットに向けることが大事。ボールを意識するほど体が硬くなり、動かなくなってしまう
アマチュアは「ボールをよく見て打て」「ヘッドアップするな」と教わるせいか、ボールを見すぎる傾向がある。これが飛ばない原因だと寺西明はいう。
「ボールを見て打つというセオリーは、初心者向けのものであって、ベテランプレーヤーはその呪縛を解くべきです。理想は素振りと同じスイングですから、ボールをしっかり見る必要はありません。本番ではボール1点を凝視するのでなく、ボールのまわりをぼんやりと見るだけでOKです。ボールよりもターゲットに対する意識を高めれば、体がラクに動くのはもちろん、振り抜きがよくなって飛距離がアップしますよ」
全体をぼんやり見る

ボールのまわりをぼんやりと見て、視界の中にボールがあるという感覚が大事。ボール1点を凝視するのはNG
Point1:ボールへの意識をなくすと体は大きくスムーズに回る

素振りのときスムーズに振れるのは、目の前にボールがなく動きにも制限がかからないため。本番でもボールを意識しすぎなければ、バックスイングでの深い捻転が可能になるうえに、ダウンスイング以降の体の回転力がアップする
ボールを見るほど体は動かない

ボールを見るとバックスイングで左肩が、フォローで右肩が下がる。結果、体が回らず、いくら力を入れても飛ばない

