MotoGPマレーシアGPのMoto3クラスでクラッシュしたノア・デットウィラー(CIP Green Power)について、チームが続報を明かした。
デットウィラーはサイティングラップ中に後方からホセ・アントニオ・ルエダに追突されてしまう形でクラッシュ。ふたりは最終的にヘリコプターで地元の病院へと搬送されていった。
当初より意識はあると伝えられていたが、その後CIP Green Powerからはデットウィラーについて、複数回の手術を受ける必要があると発信していた。
そしてレース翌日の27日(月)に、チームは新たな情報を発表。デットウィラーの手術は順調に進んだと明らかにしているが、依然として重篤な状態にあるという。
「ノアはここ数時間で複数の手術を受けて、いずれも順調に行なわれた」
「担当医師によると、彼の容態は安定しているものの、依然として重篤な状態にある」
「我々は皆さんのノアとその家族のプライバシー尊重に対する理解と協力に感謝している。暖かいサポートとメッセージをありがとう」
なおMoto3クラスのクラッシュの後、マレーシアGPは大幅にスケジュールがディレイとなった上で実施。Moto3クラスもレースが行なわれ、そこでは日本人ライダーの古里太陽が勝利している。
しかしこうした判断には、疑問の声も挙がっている。MotoGPクラスで2度の王者であるフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、運営側の判断に対し、次のように疑問を示した。
「ふたりがヘリコプターで搬送されるのを見た後、(Moto3 の)若いライダーたちにあの状況で10ラップのレースを走らせるなんて、まったく良い考えではない。僕は決して理解できないが、それが現実だ」
「幸い、こうした判断を下す立場ではない。自分なら違う対応をするだろうが、現実を受け入れるしかない」

