グローバルボーイズグループENHYPENが、約1年間をかけて世界を巡った自身最大規模のワールドツアー「ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’」のアンコール公演が、10月24～26日に韓国・ソウル松坡区オリンピック公園KSPO DOMEで開催された。
■最高のエネルギーとノウハウが凝縮されたソウル・ファイナル公演
アンコール公演「ENHYPEN WORLD TOUR ‘WALK THE LINE’ : FINAL’」は、視野制限席まで約3万人のファンが会場を埋め尽くし、日本、アメリカ、タイなど90カ国／地域のファンがオンラインライブストリーミングで見守る中、盛況のうちに幕を閉じた。
この最終公演では、ワールドツアーを通じて成長したメンバーのエネルギーと自信が如実に表れた。強烈な雰囲気の「Future Perfect (Pass the MIC)」や「Blessed Cursed」をはじめ、デビュー曲から最新作「DESIRE : UNLEASH」の楽曲まで、グループの叙事を網羅する25曲以上のステージを、しっかりしたボーカルとパワフルなパフォーマンスで3時間にわたり披露。ツアー名と同名の「WALK THE LINE」からスタートし、バンドライブも加わったことで、公演はより一層豊かに彩られた。
さらに、JAY、JAKE、SUNGHOONによる「Lucifer」や、JUNGWON、HEESEUNG、SUNOO、NI-KIによる「Teeth」といったユニットステージに加え、HEESEUNG(ピアノ)とJAY(ギター)の楽器演奏、NI-KIのソロダンスパフォーマンスなど、メンバーそれぞれの個性が光る多彩な演出で観客を魅了。メンバーは突出したステージを駆け巡ったり、トロッコに乗って2階席まで回ったりするなど、会場いっぱいのファンとのコミュニケーションを心ゆくまで楽しんだ。
■19都市32公演、67.6万人が熱狂「WALK THE LINE」を完走
今回のアンコール公演をもって、ENHYPENはワールドツアー「WALK THE LINE」を完走。全19都市32回公演を通じて、計67万6000人余りのENGENE(ファン)と熱狂的な時間を共有した、自身最大規模のツアーとなった。ほとんどの都市でチケットが完売し、特に海外アーティストとしてはデビュー後最速(約4年7カ月)での日本スタジアム公演を成功させるなど、「公演強者」としての圧倒的な存在感を世界に示した。
メンバーはツアーを振り返り、「“WALK THE LINE”を通じてさまざまなスタジアムにも行き、全世界のENGENEの方々を見ながら良い思い出をたくさん作った」と感謝を伝えた。
今回のアンコール公演については「この1年間に積んだノウハウを見せなければならないと思いながら臨んだ。公演開始からENGENEとステージを作っていくことができて幸せだった」と、プロフェッショナルな姿勢をのぞかせた。
そして、「今日だけは心配事や悩みを忘れ、僕たちの公演が明日を生きていく力になってほしい」とファンに力強いメッセージを送り、「7人の旅程を共にして下さって感謝しているし、今後も期待して見守ってほしい。すてきなアルバムで戻ってくる」と今後の活動への期待を高めた。
なお、このソウル公演に合わせて都市型プレイパークイベント「ENHYPEN THE CITY SEOUL」も並行して開催され、ソウル全体がお祭りムードに包まれている。
