
俳優の吉永小百合、のんが、10月27日に「第38回東京国際映画祭」(10月27日~11月5日[水]、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区)オープニングセレモニーに参加し、10日間にわたるフェスティバルの開幕を彩った。
■瀧内公美「映画の魅力を分かち合えますと幸い」
東京宝塚劇場にて行われたオープニングセレモニーでは、ナビゲーターを務める瀧内公美が登壇し、「デビュー当時から足繁く通ったこの映画祭のナビゲーターができて光栄です。今日から10日間、映画をお楽しみください」と任命に対する思いを語るとともに、「今年はアジア学生映画コンファレンス部門が新設されました。個人的に非常に楽しみです。皆さまと映画の魅力を分かち合えますと幸いです」とコメント。
ジュリエット・ビノシュ監督とのクロストークでは、ビノシュ監督が「Go For It.精いっぱい突っ走ってください。どんな芸術形態にせよ、自分自身の独立した考えを持って、芸術に勤しむ、情熱を持って勤しむことが大切です。頑張ってください」と、来場した映画関係者に励ましの言葉を伝えた。
■オープニング作品に出演する吉永小百合、のんも登壇
その後、井野俊郎経済産業省経済産業副大臣の祝辞が披露され、2025年の審査委員が紹介された。コンペティション部門の審査委員長であるカルロ・シャトリアン氏のあいさつでは、「私にとって、映画を愛する誰しもにとって大事な国である日本に来られてうれしいです。まだ作品を見られていないのですが、それぞれ違ったバックグラウンドを持った審査委員が集まりました。会期中にお互いや世界を深く知ることができる豊かさを映画祭がもたらしてくれるでしょう」と審査に対しての思いを語った。
オープニング作品の「てっぺんの向こうにあなたがいる」(10月31日[金]公開)からは、阪本順治監督、出演する吉永、のんが登場。吉永は特別功労賞を受賞したことについて「素晴らしい賞を頂きまして、ありがとうございます。これからも一歩一歩、映画の道を歩いていけたらと思います」とコメントした。最後はチェアマンの安藤裕康氏による「それでは、第38回東京国際映画祭、開幕でございます」という宣言で締めくくり、イベントは終了した。
■阪本順治監督 コメント
いろいろな映画祭に招いていただきましたが、オープニングは初めてなのでありがたいです。「てっぺんの向こうにあなたがいる」は、山の映画であり家族の映画であり人生の映画です。先入観なく見ていただきたいです。この場(セレモニー会場)に、映画の関係者がいると聞き、まだまだ空想する力を持ち、AIに負けないように頑張っていきたいと思います。
■吉永小百合 コメント
今日はオープニング作品に選ばれたと知り、この作品の基となる、50年前に女性として初めてエベレストに登られた田部井淳子さんとご一緒にこの夜を楽しみたいと思って、帯に田部井さんのお写真をお借りして参りました。どうぞごゆっくりお楽しみください。
■のん コメント
吉永さんと坂本監督が作った映画に参加させていただき、この場にお二人と立てていることがうれしいです。オープニング作品ということで緊張していますが、皆さんにじっくりとご覧いただきたいと思っています。

