スマホが無いと生活できないこの現代社会において、外出先での充電切れは即命取りとなる。となると、スマホと同時にモバイルバッテリーも必需品となってくるわけで。みなさんはどんなモババ使ってますか？
四六時中スマホを握りしめている私（まろ）が愛用しているモバイルバッテリーは、ANKER（アンカー）の「Anker Power Bank」。急速充電器とモバイルバッテリー、そしてUSB-Cケーブルが一体となっていて、これ1つ持っていればどうにでもなるから最高なんだよね。
あまりにも便利すぎてこれを超えるモバイルバッテリーはそうそう現れないだろうと思っていたのだが、そこはさすがのANKER。新たに便利そうな新型モバイルバッテリーを売り出してきたぞ……！
ディスプレイも進化していて、本体温度やバッテリー状態も確認できるぞ！
・Anker Nano Power Bank（6990円）
2025年9月より登場したのが「Anker Nano Power Bank(10000mAh, 45W, 巻取り式 USB-Cケーブル)」。ANKERによると、大容量＆高出力が特徴の、ケーブル内蔵モバイルバッテリーの決定版となるモデルなのだそう。
最大の特徴は、ケーブルが巻取り式だということ！ ANKERのバッテリーってケーブルが一体化しているタイプが最近の主流となっていたのだが、今回のAnker Nano Power Bankは一体化からさらに1歩踏み込んだ仕様となっていて、約70cmのケーブルがこのボディの中に内蔵されているのだ……！
長さは自由自在……というわけではないが、6センチから70センチの間で8段階に調節が可能。しまう時は少し引っ張って手を離せばシュルシュルと掃除機のコードみたいに本体に吸い込まれる。めっちゃスタイリッシュだな！
そしてもうひとつの特徴は、高出力だということ。最新のスマホって急速充電が可能なのだが、その恩恵を受けるには急速充電に対応した充電機器が必要なんだよね。
その点、Anker Nano Power Bankは45W出力なので、対応しているスマホならば爆速で充電されるのだ！ 充電速度なんて速ければ速いだけ良いですからね。
他に言及すべきところは、内蔵ケーブルの他に2つのUSBポートが搭載されていることとかかな。同時充電だと充電速度は落ちるし、そもそも容量が10000mAhとやや心もとないが、やろうと思えば最大3台の機器を同時に充電できる。
それにUSB-A ポートが付いてるってのは地味に嬉しい。愛用のAnker Power Bankシリーズだと淘汰されてきてたからね。今はほとんど使うことがないけれど、必要な時ってふいに来たりするからさ。
・「Anker Power Bank」と比べてみる
大容量で高出力、そこに程良い長さのケーブルが内蔵されているときたら、そりゃあ使いやすいわ。ケーブルが壊れたらアウトというリスクはあるが、2万回以上の折り曲げに耐えられる高耐久設計とのことで、安心して使えそうだ。
ただ、我が家にはすでに相棒とも呼べる3in1の「Anker Power Bank」があるわけで……じゃあどちらがよりオススメなのかをユーザー目線で考えてみたぞ。
結論としては、普段使いなら今回登場した「Anker Nano Power Bank」がオススメ！ 10000mAhあればスマホを約2回充電できるし、スピードも速くて、なによりケーブルが長いうえに嵩張らない！
「Anker Power Bank」はケーブルの短さを痛感する場面が結構あったんだよね。出力は30Wと十分だし、充電器も兼ねるのは超優秀なんだけど、外出時にコンセントを要するほど充電不足になる時って正直あまり無いからな。ただ、外でパソコン作業をするとか、泊まりで旅行に行くことが多い人は、プラグついてるこっちのほうが便利だと思われる。
なんなら、ケーブル巻取り式で急速充電器も兼ねた両者の良いとこどりタイプが新しく出れば、おそらくそいつが最強のモバイルバッテリーとなるのだろう。ANKERなら普通にサラっとやりかねないからな……本当に出るかはわからないけど、その時を楽しみに待つとしよう！