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「人間にとって不可能なはずだった」大谷翔平の“超越的な活躍”、米重鎮記者が感服「ちょっと馬鹿げた話になってきた」

「人間にとって不可能なはずだった」大谷翔平の“超越的な活躍”、米重鎮記者が感服「ちょっと馬鹿げた話になってきた」

「大谷翔平、ワールドシリーズでまたも史上最高の試合を披露」

 現地10月27日、ロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズのワールドシリーズ(WS)第3戦は、6時間39分、延長18回に決着する歴史的激闘だった。ニューヨーク・ヤンキースとの2024年のWSでもサヨナラ本塁打を打っているフレディ・フリーマンが史上初となるWS2本目のサヨナラ弾を放ち、ドジャースが6対5で勝利。対戦成績を2勝1敗とした。

 この一戦でひときわ輝いたのが大谷だった。米紙『USA Today』のボブ・ナイチンゲール記者は冒頭の文言をタイトルに用いた記事で、大谷の活躍を振り返った。

「人間にとって不可能なはずだった。ちょっと馬鹿げた話になってきた。全盛期のバリー・ボンズ、10月のレジ―・ジャクソン、セントルイス・カーディナルスのユニホームを着たアルバート・プホルスを見ているようだった。本塁打2本、二塁打2本、3打点、3得点、4連続の申告敬遠にひとつの四球。9打席すべてで出塁し、最後にフリーマンのサヨナラ本塁打を見届けた」

 このように大谷の残した数字に感心したナイチンゲール記者は、ブルージェイズとそのファンに与えた“2つの教訓”を提示した。「ひとつは、大谷に投げないことだ。本塁打を打たれたようなベースの上を通るボールを投げてはいけない。もうひとつは、大谷を嘲笑してはいけないことだ。嘲笑すれば、代償を払うことになる」。

 ブルージェイズのファンはトロントでの試合で、ブーイングとともに「お前なんて必要ない(We don't need you)」と大合唱。ただ、大谷は意に介さず「妻がとても大好きなチャント。家庭内で言われないように努めたい」と切り返した。「また、ブルージェイズのベテラン右腕クリス・バシットは“熊を刺激しないようにしてほしい”とファンに要求。今後、ブルージェイズのファンはバシットの警告に耳を傾けるだろう」とナイチンゲール記者は記している。

 2023年の12月、ロサンゼルス・エンジェルスからFAとなった大谷は、移籍先の最終候補にブルージェイズを残し、一時はブルージェイズとの契約が濃厚とも報じられたが、最終的にドジャースと契約。落胆したブルージェイズのファンは、いまでも根に持っている状態だ。

  そんな関係のブルージェイズとのWSで大谷は初戦で1本塁打を放ち、2戦目も1安打。本拠地ドジャー・スタジアムで迎えた第3戦で大爆発した。

「初回に二塁打、3回に本塁打。5回に二塁打を放ち、7回にも本塁打を打ち込んだ。そして8回、11回、13回、15回に申告敬遠。17回はストレートの四球。大谷はワールドシリーズ史上初めて1試合で9度出塁した選手となり、1試合4長打は1906年のフランク・イズベル(シカゴ・ホワイトソックス)と並ぶ史上2人目となった」

 大谷の存在が「ブルージェイズが勝てなかった理由だ。4度の申告敬遠を与え、大谷の功績を認めざるをえなかった」と続けたナイチンゲール記者は、「大谷の非現実なパフォーマンスでドジャースは、ワールドシリーズ連覇の道のりの半ばに差し掛かった。ドジャースは残り2試合に勝ち、本拠地での優勝を目指す」と綴っている。

 さらに、「大谷はワールドシリーズを自らの手で勝ち取り、誰もが忘れられないようなショーを披露するだろう」と今後の活躍を予見。第4戦で先発マウンドに上がる大谷には、ナイチンゲール記者の言う「誰もが忘れられないようなショー」を投打で期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

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配信元: THE DIGEST

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