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夫婦のじかん大貫さんが脚本家デビューに向けて“216倍”突破! 「少年ジャンプの主人公並みに成長した」というNHKプロジェクトとは

「いまはハッキリ、自分の強みが確立された感じ」

――脚本家としての、自分の強みはどこにあると思いますか?

「なんでこの人はこういう行動をとったんだろう?」と考えるのが好きなんです。フジテレビのヤングシナリオ大賞に応募した作品を書いたときは、もともとの種は「婚活に対してめちゃくちゃ言い訳をする知り合い」でした。マッチングアプリとかやればいいんだけど、それについて、「本当はやるつもりないんだけど、〇〇から言われて仕方なくやってみた」という感じで、すっごい予防線を張りまくるんですよ。

そういう受け身な婚活をしている知り合いの姿をみて、「逆にめちゃくちゃアグレッシブに婚活する人はどうだろう」と思いついたんですよね。言い訳しながら婚活する知り合いはイラっとくるけど、アグレッシブに婚活している人なら、見ていて気持ちがいいんじゃないかなと。

――「WDRプロジェクト」に参加して、いちばんよかったなと思うところを教えてください。

もう明らかに脚本を書く力がのびたことですね。自分で言うのもなんですけど、少年ジャンプの主人公ぐらいに成長しました(笑)。参加前はなんとなく脚本を書いていたし、書けちゃうのは書けちゃうんですけど、いまはもう明らかに構造を作る力とか、脚本そのものへの意識も違う。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

あと、自分の強みを知ることができたのも、すごく大きかったです。応募の段階では自分のよさはぼんやりとしかわかっていなかったんですが、いまはハッキリ、自分の強みが確立された感じがします。それを忘れないうちに作品が書きたいですね。

――最後に教えてください。ハッキリ確立されたというご自身の強みとは?

「え? 次どうなるんだろう」という展開を絡めた発想力ですね。今回のプロジェクトのなかでも、「よく思いつきましたね」という感じで褒めていただくことが多かったんです。それもたぶん、芸人であることが影響しているんだろうなって思います。芸人はゼロ⇒イチで発想を創り出す作業が多いので。そこが、脚本においても役立っている気がします。

配信元: FANY Magazine

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