俳優・モデルの岡崎紗絵が、9月20日に都内で開催された2nd写真集「Lupinus」(宝島社)発売記念イベント登場。お渡し会前に囲み取材に応じ、発売を迎えた心境や今後の目標などを語った。
■岡崎にとって20代最後の写真集に
2012年に開催された雑誌「Seventeen」専属モデルオーディション「ミスセブンティーン2012」でグランプリを受賞しモデルとしてデビューした岡崎。その後、さまざまなCMや映画、ドラマなどに出演し、モデル・俳優業共に活動の幅を広げている。9月12日には最新出演映画「ブラック・ショーマン」も公開されたばかり。
20代最後となる写真集では、部屋着や大人っぽいドレスなど、さまざまな衣装に挑戦した岡崎。等身大の笑顔の他、これまでに見せたことのない表情も収録されている。
4年ぶりの写真集が9月16日に発売を迎え、岡崎は「20代最後というのは自分の中でも大きなものでして、節目(30歳の誕生日が11月2日)ももうすぐ迎えますし。20代にたくさん経験して、もらってきた感情だったり、ものを作品として残せたらいいなということで実現したので、思いが詰まった作品が出来て本当にうれしいです」と喜びを語る。
撮影は6月頃にグアムで、2日半ほどのタイトなスケジュールで行われたという。
グアムでの撮影について「本当に自然が豊かで海ももちろんきれいでしたし、神秘的な写真も撮っていただいて、グアムのすてきな雰囲気に助けてもらったなという写真はたくさんあります」と振り返り、「この撮影に至るまでに食事制限とか気にしていて、お酒も控えたりして。最後の撮影が終了したときに、チームの皆さんとプチ打ち上げみたいなことをしたんですけど、そのときのビールが本当においしかったですね。忘れられないです」と、解放感の中で堪能したビールの味を思い出して笑顔を浮かべた。
■20代のうちに「ヨーロッパに行きたい」
タイトルの「Lupinus」は、岡崎の誕生日である11月2日の“誕生花”であり、「いつも幸せ」という花言葉もあるが、それにちなんで最近幸せだと感じたことを聞かれると「ちょっと前にプライベートで宮古島に行けたんですけど、それはすごく楽しかったです。ちゃんと海に入ってシュノーケリングして、お魚ちゃんたちと戯れた時間が本当に幸せでした」とほほ笑んだ。
また、今回20代最後の写真集ということで、“20代のうちにやっておきたいこと”については「大体こういうときってスカイダイビングとか、バンジージャンプとか言いますよね。それはちょっと難しい(笑)」と前置きしつつ、「(誕生日まで)あと3カ月もないのでたぶん行けないと思うんですけど、ヨーロッパに行ってみたいですね。まだ行ったことがないので、すてきな建造物とかを見てみたいです」と答えた。
そして、30代に向けて「20代とは違う新たな扉が開くような感覚があるので、もっともっと周りを巻き込んで引っ張れるような、しっかりとした責任感のある人になりたい」と意気込み、今後挑戦してみたいことについては「ちょっと前から思っていることなんですけど、声のお仕事をしてみたいです。コロナ禍でたくさんアニメを見るようになってすごくハマったんですけど、アニメに命を吹き込むお仕事って本当に素晴らしいなと。とっても難しいと思いますけど、いつかそういう場所に行けたら」と、アニメを見るようになったからこそ気付いた声優へのリスペクトも込めて、打ち明けた。
ちなみに最近ハマっているアニメは「大人気過ぎますけど…『鬼滅の刃』です(笑)。(最新作の)映画も見に行きました。1作目は2回見に行って、今作ももう1回は見たいなと思っています」と、目を輝かせていた。
◆取材・文＝月島勝利(STABLENT)
