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WRC王者ロベンペラ、シングルシーター転向を前にF2で初走行。来季スーパーフォーミュラ参戦の理由は「最も良い形でスケジュールが組める」

WRC王者ロベンペラ、シングルシーター転向を前にF2で初走行。来季スーパーフォーミュラ参戦の理由は「最も良い形でスケジュールが組める」

今季限りでラリーから引退し、2026年は日本のスーパーフォーミュラに参戦することになっているカッレ・ロバンペラ。彼はF2マシンで初の走行を行なった。

 25歳の若さで既にWRC(世界ラリー選手権)で2度王座に輝いているロバンペラは、来季からトヨタのサポートの下でシングルシーターへ転向するという驚きの決断を下した。2026年にスーパーフォーミュラを戦った後、2027年はFIA F2に参戦予定で、将来的なF1参戦を見据えているようだ。

 来週にはトヨタの母国戦であるWRCラリージャパンを控えているロバンペラは自身のSNSで、TGR(TOYOTA GAZOO Racing)のロゴが入ったハイテックのF2マシンをドライブする写真を投稿し、“初のF2テスト”を終えたことを報告した。

 ロバンペラはこれまで、オーストリアのレッドブルリンクで行なわれたイベントでF4車両とフォーミュラ・ルノー3.5車両、そしてレッドブルのF1マシン『RB8』に乗り込んだことがある。ロバンペラのシングルシーター乗車はそれ以来ということになる。

 ロバンペラはSNSにこう綴った。

「初のF2テスト完了! テストデーにはとても満足している。貴重な走行時間を得られたし、最終的にはマシンからリアルなフィーリングを得ることができた。来週はいよいよラリージャパンだね」

 今月初めのWRC第12戦セントラル・ヨーロピアン・ラリーで今季3勝目を挙げる前、ロバンペラはインタビューでスーパーフォーミュラのマシンに乗る機会が迫っていることを明かしていた。また、F3、F2、F1とステップアップする王道ルートではなく、F1の次に速いと言われるスーパーフォーミュラにいきなり挑戦する理由については、motorsport.comに対して次のように語っていた。

「ポイントは、このスケジュールが自分にとって最も良い形で組めるということだ」

「もちろん、スーパーフォーミュラはF3よりもはるかに速いマシンだ。だから大きなステップになるし、僕にとっても大変だろう。ただ速いマシンに乗ることで高速域やGなどに慣れることができる」

「スーパーフォーミュラのレースウィークは年間7回しかないので、テストの時間も多く取れる。それが自分にとっては理想的なスタートになるんだ」

「まずはスーパーフォーミュラのシーズンを戦い、並行して経験を積むためにヨーロッパのサーキットやグランプリ開催サーキットでできる限り多くのテストをしていく」

「来年より先のことはまだ何も決まっていない。状況次第ではあるけど、全てがうまくいったら(F2が)次のステップになる」

 なお、トヨタは現在ハースF1チームと提携しており、チームのリザーブドライバーとなっている平川亮や、スーパーフォーミュラ王者の坪井翔といったトヨタドライバーが旧車テスト(TPC)の機会を得ている。ロベンペラがハースF1のTPCに参加するかどうかについて、同チームの小松礼雄代表は現状一切計画にないとコメントしている。

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