40代に入っての日展出品作、自身初の男性像への挑戦
中島さんが40代を迎えて初めての日展出品作となる本作は、自身初の男性像。
中島さんは「そのチャレンジに大沢さんが力を貸してくれたことは感謝してもしきれない」と語りつつ、「命をかけて描く。そのつもりで挑んだけど、普段命をかけ慣れていない僕では、まだまだ言葉通りの重みを持たせられたかはわからない」と振り返ります。
「僕が対面した時の感動を、観てくださる人達にも感じて欲しい」との思いから選ばれた中島さんの画業史上最大サイズとなる120号キャンバスは、縦約2メートル、横約1.5メートルと大沢さんの等身大に近いサイズ。右下には中島さんが「力強くて、かっこいい」と語る大沢さん本人によるサインも施されています。
「仕事を引き受ける時の基準」を尋ねた際に大沢さんが答えた「ワクワクするかどうか」という言葉を胸に「この作品を描いている時は、ずっとワクワクそわそわしていた」と語る中島さん。「忘れえぬひと」は、10月31日から11月23日まで国立新美術館で開催の「第118回日展」に出品されます。
(Kikka/画像提供:中島健太)

