MotoGPマレーシアGP決勝を転倒リタイアで終えたラウル・フェルナンデス(トラックハウス)は、初優勝した後に一転して厳しい週末を過ごしたにもかかわらず、落ち着きを見せている。
フェルナンデスは第19戦オーストラリアGPでMotoGPクラス4年目にして初勝利を達成した。しかし連戦で行なわれたマレーシアGPでは苦しんだ。
予選では15番手に終わったフェルナンデスは、決勝でフロントタイヤにミディアムを選ぶ賭けに出たが、これも失敗。ポジションをほとんど上げられず、中盤12周目に転倒リタイアに終わった。
しかしフェルナンデスはマレーシアでの苦戦に囚われすぎていないようだった。彼は勝ったオーストラリアを含め、アジアでの4戦のうち3戦で好調だったと考えている。なおフェルナンデスは日本では7位、インドネシアでもフロントロウから6位とまずまず好調な結果を残している。
「今回のレースだけを考えるわけにはいかないからね」と、フェルナンデスは言う。
「先週、僕は初勝利を収めたんだ。でもインドネシアでもかなり好調だったし、日本でも結構調子が良かった」
「だからつまり、僕にとってはとてもポジティブなフライアウェイ戦だったということだ」
「もちろん今回のレースが僕らの競争力を維持していく、という点で助けになるものではなかったのは確かだ。でもここに来る前から、こういったことになるコースがあることは分かっていた。アプリリアにとって(セパンは)最も不利なサーキットのひとつなんだって分かっていたんだ。だからポジティブな面を捉えていく必要があった」
「個人的には、初勝利から今年2度目のリタイアだからかなり変な感じはする。でもとにかく、これも仕事の一部だからね。それにミディアムタイヤを選んだのは100%僕のミスだった」
またフェルナンデスはMotoGPでは最近上位陣の面々に変化が見られていることは良いことだとも語った。
「1週間前、ホンダは多くの問題を抱えていた。でも今週は彼らが表彰台を獲得している。MotoGPが素晴らしいスポーツだ。様々なライダーとメーカーのマシンが、表彰台を目指して戦うのを目にできるんだからね」

