リアリティの決め手は「重さ」。プレデターが“生きている”ように見せる
――塗装や質感でリアリティを出すコツはありますか?
「重さの表現は特に大事です。
また、各パーツが持つ独特の光の反射具合や質感にもこだわらなくてはならないと思いました。
パーツの厚みや凹凸、影などは、見る人が不自然さを感じないように意識しています。
一気に本物らしくなる……やっぱり重厚感を思わせる工夫かもしれません。
ふとした動きに揺れる衣装の慣性や、パーツの硬質感、使用感、立体感などはかなり大事だと思います。」
――「光と重さで命を吹き込む」。もはや造形の域を超えている!
「俳優のように演じる」──“着る”ではなく“生きる”プレデターへ
――登場シーンでは“演じ方”にもこだわっている印象です。
「私自身まだまだ動きが完全ではないと自覚している前提で申し上げますと、自他を意識した感覚を持ち続けるよう動きに気を付けています。
更に言えば自分ではなく、プレデターならこんな時どう動くだろうか?と考え続けて演じています。
まさに俳優さんがそれですよね!」
――造形師でありながら、まさに“プレデター俳優”。シリーズへの愛とリスペクトが、どこまでも”本物”に近づけているのだろう。
