●毛玉とるとるは40年間で累計出荷台数が700万台超
このところ朝晩はかなり冷え込み、間違いなく冬が近づいている。冬は厚手の衣類を着る機会が多くなり、毛玉取りが欠かせない季節。大活躍するのが毛玉取り器だ。
毛玉取り器の代名詞ともいえる毛玉とるとるは、マクセルイズミの旧社名である泉精器が1985年に開発して製品化。発売以来、40年間で累計出荷台数は約700万台を突破したという。その毛玉とるとるの新製品2シリーズがこのほど発売された。
新製品のとるとるプロはUSBケーブルによる充電と交流の両方式に対応し、本体色がアイボリーのKC-NW825-CとブラックのKC-NW825-Kの2モデル。同社の公式ショップでの価格は6480円だ。
とるとるBasicは充電式と乾電池式の2タイプがある。充電式は本体色がミルキーパープルのKC-NR525-VとペールベージュのKC-NR525-Cで、乾電池式は本体色がミルキーピンクのKC-NB325-PとペールグレーのKC-NB325-H。価格は前者が3980円で、後者が2980円である。
新製品ではデザインにこだわった。本体色にくすみカラーを採用し、スッキリとしたシンプルかつミニマルな形状はインテリアとも調和するたたずまいだ。同社では「これまでの製品は、どちらかというと家電色が強く出ていました。新製品は、カラーも含めて生活空間に馴染むというコンセプトでデザインされています」という。
全機種ともLongとShortの2つのふわふわリングを同梱。ふわふわリングは、生地と刃の間に適度な隙間をつくり、生地を保護する役割である。ジャージやトレーナーなどの毛玉を取るときはリングなしで、毛足が長い生地や極太の毛糸のセーターなどはLong、毛足が特に長くない生地や並太の毛糸のセーターなどではShortと衣類や生地によって使い分けが可能だ。
運転ではCareモードとPowerモードを搭載している。2つのモードは衣類に当たる刃の部分が異なり、Careモードは繊細な衣類の風合いを残しながら毛玉を取るときや衣類を着た状態で毛玉を取る際に適したモード。Powerモードは衣類を平らなところに置いて毛玉を取る通常時の使用に適したモードである。
●薄手の衣類に特化したデリケート外刃を新開発
また、とるとるプロは通常のスタンダード外刃にプラスして、デリケート外刃が付属している。この刃はストッキングやタイツなど、薄手の衣類に対して使用するものだ。
同社によると、毛玉取りの課題の一つに挙げられるのが、非常に薄い生地の傷みや穴開き。デリケート外刃は、刃の穴をスタンダード刃よりも小さくして穴の数を増やすことで、生地に与えるダメージを低減した。
穴を小さくして数を増やすのは簡単なようだが、開発過程においては相当の苦労があったと同社では説明する。穴を小さくしすぎると生地の繊維が入りづらくなり、かといって穴を大きくすると生地に穴を開けてしまう可能性が高くなる。
「しっかり毛玉が取れて、生地を傷めない形状にするまで、何十パターンもの試作品をつくって検証を繰り返した結果、ようやく今の形状にたどり着きました」と同社では話す。
使いやすさとどこに置いても馴染むデザインを両立した毛玉とるとるの新製品は、これからの季節に大活躍すること間違いなしだ。

