MotoGP第20戦マレーシアGPで負傷したMoto3ライダーのノア・デットウィラー。彼の最新の容態が発表され、重篤な状態は脱したことが明らかとなった。
デットウィラーは決勝前のサイティングラップ中に後方からホセ・アントニオ・ルエダに追突されてしまう形でクラッシュ。ふたりはヘリコプターで地元の病院へと搬送された。
レース翌日の27日(月)に、チームはデットウィラーの手術が順調に進んだと明らかにしていたが、29日(水)に新たな情報を発表。重篤な状態を脱したと説明した。
「医師によるとノアの状態は安定しており、重篤な状態は脱したということだ」
「彼は引き続きICU(集中治療室)で厳重な監視下に置かれることになる」
「皆さんの暖かい支援に感謝する」
なおルエダの怪我は手の骨折と脳震盪と明らかになっていたが、29日に別の病院へ移ったあとは順調に回復しているとチームは説明している。
そして30日(木)にはスペインへと帰国し、その後骨折した手の手術を受ける予定だと明らかにされた。
「月曜日にルエダは回復のために、また肺の打撲を注意深く経過観察するために市立病院へと転院したが、順調に回復が進んでいる」
「医師らは彼が明日(木曜日)スペインへ帰国し、近日中にバルセロナで右手の手術を受けることが可能だと考えている」

