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2丁拳銃×ツートライブが“芸歴18年差”初ツーマンライブ! 周平魂「青春時代に『吉本超合金』をオカンに怒られるくらい観てました」

川谷「これからはロケに行ったほうがいいんじゃない?」

――2丁拳銃にとって、ツートライブはどんな印象ですか?

川谷 ウワサはもう、ずっと前から聞いてましたよ。

たかのり それこそ『THE SECOND』で優勝してから、ちょいちょい東京に行かせてもらうようにはなりましたけど、それまではほとんど東京で漫才をやったことがなかったですからね。

川谷 僕らの同世代の最高におもしろいコンビでいうと、後輩ですけど、笑い飯(西田幸治、哲夫)がいるんですが、笑い飯がめちゃくちゃかわいがってるコンビや、と。笑い飯なんて、おもしろい奴しか喋られへんでしょう。

それで『THE SECOND』でネタを見させてもらって、「あ、これはおもろいな」ってなりましたよね。ほかに類似するコンビがいない。周平魂もおかしいけど、たかのりのほうがおかしいやん。

小堀 お前(たかのり)のほうがおかしいねんで!

川谷 しかも聞いたところによると、これまでのたかのりは、こんなんじゃなかったらしいやん。

小堀 売れるために変えたんか?

周平魂 ほんまのことを言うと、こっち(ボケ)側なんですよ。

たかのり (出身の)広島にはツッコミ文化もないですし、「なんでやねん!」とか言わないので、大学時代は(周平)とボケ合ってたんです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

周平魂 NSC在学中は“両ボケ”でやってたんですけど、(そのスタイルは)笑い飯さんがいるんで、これでは無理やとなりまして。

たかのり 「芸人のツッコミとはこうあるべきや!」というのを学んでました。だから、さっき話した『百式』見学もツッコミを学びにいってたんですよ。でも自分にはできないというのがわかって、いまは自由になりました。

川谷 そういうことやったんか。本来の持ち味と、勉強したツッコミが融合して、いまの独自のものになったのかも知れんな~。

たかのり 関西の正統派のツッコミはできないからあきらめました。

川谷 オリジナリティがあってええやんか。「こういうタイプ、おらんな~」って思うで。一見、(ナインティナインの)矢部(浩之)さんに似てるから、シュッとした優しいツッコミをするんかと思ったらそうでもないし。ドギツイを超えてることもあるというか。声もガラガラで汚いな~って……。

たかのり 汚いは言い過ぎですって!(笑) でも、強くガガッてツッコめないです。しかもツッコんだところで、それがズレてたりもするんで。

周平魂 ロケでも、すごいズレたツッコミをすることがあるんです。僕は、それがおもしろくて好きなんですけど。

川谷 漫才はもうおもしろいのが認められたから、これからはロケに行ったほうがいいんじゃない?

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

周平魂 前に修士さんの奥さん(野々村友紀子)にロケを観てもらう番組に出ました。

川谷 そうや! そういえば言ってた! 「(たかのりと野々村が)似てるって言われる」って!

たかのり 顔が“セサミストリート系”なんですよね。あと、とろサーモンの村田(秀亮)さんとかね。だから、“できるツッコミ”みたいに見られがちなんかもしれません(笑)。

配信元: FANY Magazine

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