現地10月29日、ロサンゼルス・ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアムで行なわれているワールドシリーズ第5戦で、トロント・ブルージェイズが歴史的な幕開けを飾った。
初回、ブルージェイズはドジャースの先発ブレイク・スネルに襲いかかる。先頭打者デービス・シュナイダーが初球を完璧にとらえ、左翼へ本塁打を放ち、試合はいきなり動いた。
さらに2番、若き主砲ブラディミール・ゲレーロJr.が打席へ。スネルが投じたカウント0-1からの2球目、96マイル(約154.5キロ)のフォーシームを強振。打球は美しい放物線を描きレフトスタンドへ。ゲレーロJr.のポストシーズン第8号となるソロ本塁打となった。
この一打にSNS上では「いっつも打ってんな」「本当に良い選手」「打ちすぎ」「MVP見えてきた」「やっぱ最高よ」「なんて凄いんだ」など、称賛のコメントが相次いだ。
ブルージェイズ打線の勢いを象徴するような電光石火の攻撃となった。なお、ワールドシリーズ史上、試合開始から最初の2人の打者が連続本塁打を放ったのは、これが初めての快挙だった。
試合は6回途中、3対1でブルージェイズが2点をリードしている。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】ゲレーロJr.、初回に豪快8号ソロ! ブルージェイズが史上初の連続本塁打で歴史的スタート

