2025年のフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン・チャンピオンシップ(FRECA)の最終ラウンドがイタリアのアウトドローモ・ナツィオナーレ・ディ・モンツァで行なわれ、フレディ・スレーター(プレマ)がドライバーズチャンピオンに輝いた。ホンダ育成の加藤大翔(ART)が2レース連続で4位入賞を果たし、ランキング7位でシーズンを終えた。この加藤が、日本人最上位となった。
10月25日(土)に行なわれたレース1は、ポールポジションからスタートしたエヴァン・ジルターレ(ARTグランプリ)がレースの大半をリードした。しかし残り2分というところでスレーターがオーバーテイク。そのままチェッカーまで逃げ切り、今季7勝目を挙げるとともに、2025年シーズンのチャンピオン獲得を決めた。2位にはジルターレ、3位にはペドロ・クレロー(VAR)が入った。
ARTグランプリの加藤が4位、同じくARTのりー海夏澄が14位だった。山越陽悠(VAR)と中村仁(R-ACE GP)はレース序盤にクラッシュに巻き込まれ、リタイアとなっている。
続く10月26日(日)に行なわれたレース2も、スレーターがマッテオ・デ・パロ(トライデント)を抑え切って勝利。シーズン8勝目を挙げた。シーズン8勝は、歴代最多タイ記録。なおシリーズ通算での最多勝利数は、ラファエル・カマラが2023〜2024年にかけて記録した9勝である。
デ・パロは2位に入り、シリーズランキング2位を確定させた。このデ・パロもシーズン4勝、7回の表彰台を獲得するなど、1年を通じて力強い走りを見せた。ジルターレが、レース1の2位に続いて3位表彰台を手にした。
また加藤はここでも4位に入り、2戦連続で表彰台にあと一歩届かなかった。
中村は6位。りーは19位でのフィニッシュだった。山越はレース終盤にセーフティカー出動の原因となるクラッシュに巻き込まれてリタイア。2レース連続で悔しい結果となった。
この結果FRECAの2025年シーズン全レースが終了。スレーターが王者に輝き、デ・パロが2位となった。3位エンツォ・デリギー(R-ACE GP)と4位ペドロ・クレロ(VAR)は235ポイントで同点だったが、デリギーの方が優勝回数が多いため3位となった。
日本人は加藤が107ポイント獲得でランキング7位。山越が86ポイントで9位、中村が81ポイントで10位、りーが30ポイントで14位となった。

