
関西ジュニアの嶋崎斗亜と西村拓哉がZepp Nambaで『嶋崎斗亜&西村拓哉 Concert 2025』を開催。息ぴったりなふたりが届けた公演の最終日、10月30日(木)の昼2:30公演の模様をお届け。
■キュートな嶋崎とクールな西村のコントラストで会場を沸かせる
待ちに待ったふたりの公演を待ち望んでいたファンが集まったZepp Nambaには、赤と青を中心としたペンライトの海が広がる。開演に近づくと、「とあたく」「っとダンボイ」と、今回の公演限定のコールで、ファンが会場を温めていく。
OVERTUREが終わると、まずは白い王子様のような衣装に身を包んだ嶋崎が登場! 「僕たちと最高に楽しい思い出、作りましょう!」と、元気な第一声から「キミとのキセキ」へ。「みんなも一緒に言いましょう!Thank youじゃん!」という曲フリからは、ハッピーオーラ全開で「Thank youじゃん!」を披露し、ラストは満面の笑み&ピースで可愛さ満点に。
空気は一変し、ステージはダークな雰囲気に。黒いファー×胸元が大きく開いた赤いシャツを身に纏った西村が、革のソファに座りながら「LET IT GO」を色気たっぷりに歌唱。肩からファーをずらし、挑発するような表情をしたりと、さすがの表情管理と魅せ方で、圧倒的なオーラを放った。
待ちに待った、ふたりが揃って登場すると、歓声がさらに上がる。「久しぶり!やっと会えたね。」と西村の甘い言葉とともにはじまった「Oh Yeah!」。ファンとともに大きく手を振る振り付けで、一体感は高まる。肩を組んで嬉しそうに笑い合ったり、頭をこつんと合わせたり、最後にはピースをした嶋崎を西村が真似て、同じようにピースをしたりと、仲良しなふたりの姿に胸は温まる。
挨拶では、「みんな待ってた?斗亜も待ってた♡(嶋崎)」、「会いたかった?俺も会いたかったで?♡」と、彼らのファンと顔を合わせることを楽しみにしていたことが見て取れる言葉を届ける。西村の言葉の直後、「斗亜も会いたかったでー!」とすかさず言った嶋崎に対し、「被ってる、被ってる!」と西村が言ったりと、さすがの息のあったコンビネーションを見せた。
続くパートでは、胸キュン必至のパフォーマンスが連発! 「Oh! my darling」では、歌詞に合わせた、鏡や花の小道具を使い、最後にはほっぺにハートを作る愛嬌たっぷりの西村。胸キュンセリフが連発する楽曲「キスしちゃうぞ」を嶋崎が可愛さいっぱいに披露。
この曲中には、西村が考えたお題が書かれたボックスから一枚の紙を引き、その日限定の胸キュンセリフをいうコーナーも。今日のお題は「憧れの先輩を夜ご飯に誘う」。「もしよかったら…一緒にご飯食べに行きたいなと思ってます。僕と一緒にいてください♡(嶋崎)」という。後輩感たっぷりな可愛らしい言葉に黄色い声が上がる。
その後、なかなか再開されない曲に、恥ずかしさからあたふたとし始める嶋崎に、ファンからの「可愛い〜!」の言葉は止まらない。ふたり揃って披露した「YUUWAKU DANCE」は、“きみが”の歌詞で嶋崎が西村の頬をツンツンと触り、またもふたりの可愛いイチャイチャを目の当たりに。
■テンポの良い可愛らしい掛け合いに心はほっこり
MCでは、さすがのトーク力でテンポの良い掛け合いを繰り広げる嶋崎と西村。前の日に公演の見学に来てくれたという岡崎彪太郎の話題になり、“舞台で体を鍛え、ガタイ良くなってた”と驚きを口にする。その流れで話題は、筋トレにハマり、どんどんパンプアップしていっている西村の筋肉事情に。
「筋肉はOK派?(赤)なし派?(青色)」と、ペンライトを使ってアンケートをとると、ダントツで多い“なし”の青色で染まった会場に「ファン多くなった気分や(笑)」と大笑いの西村。怠惰で筋トレをやめてしまったという嶋崎は「細くあろっと♪」と呟き、笑いが起こる。
そして、先ほど嶋崎が披露した「キスしちゃうぞ」のお題は西村が考えているという話題から、会場からは、西村にもしてほしいとの声が多数上がる。その声に応え、嶋崎と同じ「憧れの先輩を夜ご飯に誘う」というお題で、「今日は、俺んちから帰さんくていいっすか?」と意地悪な笑みを浮かべ放たれた、嶋崎とは違ったタイプの胸キュンセリフに会場からはまたもや、黄色い声があがる。ちょっぴり上手な西村に、「そういうことか…すごい技術や…!」と嶋崎も感激の様子。
MCが終わり、後半戦がスタート。元気いっぱいに登場したのは丸岡晃聖、亀井海聖、中川惺太、北村仁太郎、北野快浬、大田蒼空、中崎結翔、川口拓馬、中川亜音、三浦慎ノ亮。丸岡と中川が仲良くくっついてカメラアピールをしたり、大田は頬に指を当てた可愛らしいポーズを取ったりと、個性あふれる仕草も取り入れながら、会場を再び温める。
ここからは、ラブソングが続く。カジュアルな衣装に着替え、スタンドマイクを持ち登場した西村は、「リリック」を甘い歌声で情感豊かに熱唱。続く嶋崎は、「名脇役」を切なさたっぷりに披露。モニターに映る表情と歌詞がリンクし、その表現力で会場を引き込む。ふたりのハーモニーが美しい「My Girl」では妖艶な表情でセクシーに魅せ、思わず息を呑んだ。さまざまな形でハートを作る振り付けが可愛い「HEART」では、ラストにふたりが手を合わせ、ハートを作ろうするも、お互いが手を反転させてしまい、お互いが「おしり!?」と口パクでいい、笑いあう。
■ギャップの嵐に心が奪われる
黒いクールな衣装を纏った丸岡晃聖、亀井海聖、中川惺太、北村仁太郎がキレのあるダンス
を披露したダンスイントロで幕開け。十字架が描かれた棺桶から登場したふたりは、「Midnight Devil」で小悪魔な表情を見せたり、「Dye D?」では低音ボイスが際立つラップパートなど、これまでとのギャップを見せる。「Masterpiece」では全員が登場し、横一列で見せる息があったダンスは圧巻だ。
そして、「俺らとミックスジュースしよう!(西村)」との声とともにはじまった「Mixced Juice」で盛り上がりは最高潮に。「靴紐、解けてるけどー!そんなん関係なく楽しもうぜ!」と嶋崎は自身の解けた靴紐を見せながら、会場を煽っていく。「しあわせもん。」では、ファンに向け手を広げたり、見つめたりしながら、その曲のとおり、幸せという気持ちがあふれるような笑顔で歌いきった。
「みんなとどこまでもいけるなって思いました。ずっと最後まで信じてついてきてほしいです。(西村)」「これからも一緒にいろんな景色を僕達と見ていきましょう。(嶋崎)」と、ファンを想う気持ちをそれぞれの言葉で伝える。「君のとなりで」では、愛おしそうな表情を浮かべながら歌い、シャボン玉の中に包まれた彼らは間違いなく、“キラキラと輝くアイドル”だ。
アンコールは、関西ジュニアの定番曲「バンバンッ!!」。長袖スタイルのままで登場した嶋崎と、自慢の筋肉を惜しみなく見せる腕まくりをした半袖スタイルの西村と、相反するふたりの着こなしにも個性が見えた。
ふたりはぎゅっと手を繋ぎ、ステージを去っていく。去り際、恋人繋ぎになったふたりだったが、満面の笑みの嶋崎、西村は舌を出し、苦い顔を見せる様子に、会場からは笑いが起こる。最後まで、飽きさせない演出、観るものを楽しませることを忘れないエンターテインメントを見せてくれた彼らのこれからが、ますます楽しみになるライブだった。
取材・文=黒木あやか
撮影=大西二士男
※嶋崎、岡崎の「崎」の正式表記は「たつさき」

