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「なぜ中立地開催ではなかったのか」「日程も恩恵」批判が殺到したサウジ&カタールのW杯出場。“ありえない優遇”を大手メディアが疑問視「FIFAからもAFCからも回答なし」【アジア予選PO】

「なぜ中立地開催ではなかったのか」「日程も恩恵」批判が殺到したサウジ&カタールのW杯出場。“ありえない優遇”を大手メディアが疑問視「FIFAからもAFCからも回答なし」【アジア予選PO】


 今月に行なわれた北中米ワールドカップのアジア最終予選プレーオフは、A組がカタール、B組はサウジアラビアが1位となり、本大会出場を決めた。

 このプレーオフに批判が殺到したのは、中立地ではなくグループAはカタール、グループBはサウジアラビアで開催されたからだ。さらにスケジュールに関しても、両ホスト国は中5日で試合に臨めたのに対し、他の4か国は中2日での戦いを余儀なくされた。中2日と中5日では、コンディションに大きな差が出るのは言うまでもない。

 そんななか、米国の大手メディア『The Athletic』は10月28日、「サウジアラビア、カタール、そして2026年FIFAワールドカップ予選をめぐる論争」と題した記事を掲載。改めて、2か国の“優遇疑惑”を掘り下げた。

「予選通過チームはどちらもホームアドバンテージを得ていた。本来であれば、このラウンドは中立地で行われるはずだった。さらに、両ホームチームは対戦相手よりも3日間の休養期間が長かったという恩恵も受けていた」
 
 同メディアは、「予選プロセスの早い段階で、このラウンドは中立地で行われると各チームに伝えられていたにもかかわらず、サウジアラビアとカタールは比較的不透明な状況下で、各グループの全3試合の開催権を与えられた」と指摘。FIFA(国際サッカー連盟)規則に基づき、こう伝えている。

「会場は無作為に抽選されるか、または競技団体の同意を得て連盟が割り当てる。しかし、関係する(4か国の)サッカー協会からの苦情を踏まえると、会場は無作為に抽選されたわけではなく、合意に基づいて割り当てられたようにも見えない」

「2034年ワールドカップ開催国サウジアラビアと3年前の大会開催国カタールが、はるかに優れた施設を備えていることを認めているものの、対戦国のコーチらは両国がなぜプレーオフの試合を自国で行うことを許可されたのか疑問を呈している」

 記事は「AFC(アジアサッカー連盟)は短い声明文でプレーオフの開催地を一方的に発表していた。インドネシア、UAE、イラクもそれぞれ立候補し、オマーンも関心を示していた。イラクとインドネシアは入札プロセスにおける中立性と透明性を求めていたが、AFCの声明とともに選定基準は発表されなかった」と綴った。
 
 また、試合日程に関しても、「なぜ彼らがトップシードだったのか?」と疑問を投げかけている。

「AFCとFIFAはそれぞれ異なる理由を述べている。AFCは抽選会で、両国が世界ランキングで上位だったためだと説明したが、FIFAは両国が開催国だったためと説明している」

 同メディアは、以下のような点について、AFCとFIFAに質問を送ったものの、回答はなかったという。
 
「AFCが予選開催権の基準と入札スコアを公開できるかどうか」
「サウジアラビアとカタールが中立地ではなく自国での試合を許可された理由」
「サウジアラビアとカタールがともにトップシードに選ばれた経緯」
「プレーオフの試合スケジュールはどのように決定されたか」

 他の4チームが、“ありえない優遇”を不満を感じたのも致し方ないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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配信元: SOCCER DIGEST Web

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