低身長男性が婚活で直面する厳しい現実
低身長の男性が婚活で厳しい場面に直面する機会が多くあります。
ここでは、直面する可能性が高い現実についてみてみましょう。
プロフィールで判断され申し込みが通りにくい

低身長の男性は、プロフィールで判断されて申し込みが通りにくいとされています。この現実が本当なのか、全国結婚相談事業者連盟のデータからみていきましょう。
登録している婚活男性の身長を元にした正確なデータは公表されていないものの、30代以降では180cm以上の成婚率が57.0とした場合、次いで多くなっているのは160cm~165cmで56.0です。
166cm~179cmまでの成婚率は55.5なので、実際には身長による大きな差はないものの事前のプロフィールで判断されてしまうことが多くなってしまう傾向です。プロフィールではわからない部分は実際に会うことで理解し合えるものの、記載された内容だけで判断されてしまった結果、申し込みが通りにくく感じてしまいます。
マッチングしても身長が理由で断られることがある
マッチングした後に身長を理由に断られるケースもあります。
複数の婚活アプリやマッチングサービスで公開しているデータを比べてみた結果、身長170cm以下の男性のマッチング率が低い結果になりました。
ここでは、一部の調査結果についてみてみましょう。
【身長別マッチング率の結果】
・170cm未満:約12%
・171cm~175cm:約19%
・176cm以上:約26%
このように、身長でマッチング率が変わるケースもあるようです。身長に関してはプロフィールを偽証していない限り、マッチング後に身長を理由に断るケースはそう多くありません。
中には、低身長を理由にしているものの、本当の理由が背景に隠れている可能性もあるからです。事前にお互いのプロフィールを確認してマッチングしているので、本来であれば身長も相手は把握しているはずです。
しかし、中には他の理由があるものの相手にとって少しでもダメージが少ない理由にした方がいいのではないかと考えて、身長を断りの理由にしている場合もあります。マッチング後に身長を理由にされた場合は、他の理由がある可能性を考えてみましょう。
低身長男性が婚活を勝ち抜くための戦略
低身長男性が婚活を勝ち抜くためには、どのような戦略を意識すべきでしょうか?
・身長以外の魅力を磨く
・ターゲット設定
・メンタルケア
ここでは、この3つの戦略に対して注目してみましょう。
経済力やコミュニケーション能力で魅力を高める

女性が男性を選ぶのは身長だけではありません。身長よりも重視されやすいのは、収入であることがアンケート調査でも明確になっています。経済力の象徴となる年収や、安定した職業に就いている男性は魅力的に映ります。
例えば医師、弁護士、会社役員などが低身長であっても婚活では人気があり、さらに女性に対して会話上手、聞き上手などコミュニケーション能力が高いと、より女性からは魅力的に見えるでしょう。女性は自分の話を真剣に聞いてくれる男性に惹かれるので、低身長を気にしている男性は経済力やコミュニケーション能力を高めるように意識してください。
身長を気にしない、または自分と身長が近い女性を探す
ここまで女性が高身長を求める意味や目的について記載してきましたが、全ての婚活女性が身長を気にしている訳ではないと覚えておきましょう。もちろん、身長に関係なく自分に合う男性を探している女性も多くいます。
特に価値観が合うことが結婚には重要なので、似た価値観の相手を探すように意識してみましょう。相手に求める条件が近いと、お互いに価値観が似ている可能性も高いからです。
身長コンプレックスを克服し自信を持つ
自身の身長が低いことをいつまでも考えていては素敵な相手を逃してしまうかもしれません。コンプレックスになっているかもしれませんが、気にして内気な性格になったり自信がない振る舞いをしたりするよりも気にせず、自分らしい婚活をすることに意識を向けてみましょう。自己肯定感を少しでも高めるために、適度に体を鍛えて自身に溢れた印象に変えたり、相手に対して誠実さや優しさを伝えたりと新たな魅力をアピールするのがポイントです。
内面的な魅力は女性からの信頼にもつながっていきます。もし、身長が低いことに対して相手から何か言われた場合は「身長は低くても志は高い」など、上手に切り返していくと自信も付いてきます。
