1987年に第1作目が公開された「プレデター」シリーズの最新作「プレデター：バッドランド」が11月7日(金)に全世界同時劇場公開。過去作では主に恐怖の対象として登場していたプレデターだが、最新作では“デク”というプレデターの若者が主人公となることも話題だ。実はさまざまなビジュアルや個性を持つプレデターがこれまでも関連作で登場しており、ある意味では人類の味方的な立場になる個体も。そこで今回は公開年順に、スクリーンを彩ってきた代表的なプレデターたちを紹介しよう。(以下、過去作のネタバレを含みます)
■ジャングルハンター(「プレデター」1987年)
第1作目の「プレデター」(ディズニープラスで配信中／以下全過去作配信中)に登場。すべてのプレデターの原点で別名“密林の狩猟者”。アーノルド・シュワルツェネッガー演じる軍人“ダッチ”に劇中で「なんて醜い顔だ」と言われる。
■シティハンター(「プレデター2」1990年)
ロサンゼルスの街に現れたプレデター。ロサンゼルス市警マイク・ハリガンと死闘を繰り広げる。
■エルダー(「プレデター2」1990年)
シティハンターとハリガン刑事が死闘を繰り広げた宇宙船に乗っていた一族の長。同族を倒したハリガン刑事に敬意を表し、1715年製のフリントロック式銃を渡す。
■スカー(「エイリアンVS.プレデター」2004年)
かつてプレデターが人類に文明を授けるのと引き換えに作らせた格闘場で成人の儀式(宇宙最強生物エイリアンとの戦い)を受けるため、南極へ仲間とともに現れた。
■エルダー(「エイリアンVS.プレデター」2004年)
1990年ロサンゼルスに現れた一族の長。髪の色が変わっているようだ。最後に生き残った女性冒険家レックスを認め、槍状の武器・スピアを渡す。
■ザ・クリーナー(「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」2007年)
エイリアン駆除と都合の悪い存在・証拠の抹殺を行っている。
■クラシック(「プレデターズ」2010年)
プレデターの中でもちょっと小さい。プレデターたちの野営地に囚われている種族。バーサーカー種に支配される側のようだがやられっぱなしではなく対立している。
■バーサーカー(「プレデターズ」2010年)
人間やヤウージャ族のプレデターを拉致する狂戦士。同種に対しても攻撃的。
■フジティブ(「ザ・プレデター」2018年)
フジティブ＝逃亡者の意味。プレデターに対抗する兵器を人間に託すため逃亡、アサシンに追われている。
■アサシン(「ザ・プレデター」2018年)
通常のプレデターよりも2倍近く大きい。他の種のDNAを取り入れて進化した“究極(アルティメット)”プレデター。
■フィアラル(「プレデター ザ・プレイ」2022年)
1719年北アメリカに現れた新種のプレデター。フィアラル=野生の意味で、時代設定がこれまでより昔のため、武器や動きもより野生に近い。
■デク(「プレデター：バッドランド」2025年)
「プレデター：バッドランド」の主人公。ヤウージャ族から追放され、最凶生物が多数生息し、生きて帰ることがほぼ不可能な宇宙一危険な「バッドランド」に送り込まれてしまった若き戦士。これまでのプレデターたちと比べると造形もシンプルで若さが感じられる。
■「プレデター：バッドランド」あらすじ
世界中でカルト的人気を誇るシリーズ「プレデター」の新作「プレデター：バッドランド」が11月7日に全世界同時公開。1987年の第1作目から、高度な科学技術を駆使した宇宙最凶の戦士プレデターと人類の死闘を描き、その世界観でファンを魅了し続けてきた本シリーズ。今回シリーズ初となる、プレデターを主人公として描く新章が始動する。
生存不可能と言われる最悪の地“バッドランド”。この地に追放されたのは、掟を破った若きプレデター“デク”。誇り高き戦闘一族から追放され、宇宙一危険な「最悪の地(バッドランド)」にたどり着いた若き戦士だ。そして、次々と敵に襲われる彼の前に現れたのは、上半身しかないアンドロイド・ティア(エル・ファニング)。「狩り」に協力すると陽気に申し出る彼女には“目的”があった――。
「究極の敵」を狩って真の「プレデター」になれるのか、それとも「獲物」になってしまうのか。規格外のコンビが挑む、究極のサバイバルSFアクションが始まる。
