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好調アプリリア、2026年はタイトル争いに名乗り。打倒ドゥカティ目指し「必要なものはすべて揃っている」

好調アプリリア、2026年はタイトル争いに名乗り。打倒ドゥカティ目指し「必要なものはすべて揃っている」

アプリリアのモータースポーツ部門責任者であるマッシモ・リボラは、最近の好調を受けて、2026年はMotoGPのタイトル争いが主要目標でなければならないと主張した。

 アプリリアは、ドゥカティ勢が圧倒的な強さを誇っていた2024年シーズン、アメリカズGP決勝でマーベリック・ビニャーレスが優勝。スプリントでもビニャーレスが2勝、アレイシ・エスパルガロが1勝し、ドゥカティ勢によるシーズン完全制覇を阻んだ唯一のメーカーだった。

 今年はさらにパフォーマンスを向上させ、より安定してトップ争いの常連となったアプリリア。直近のマレーシアGPでは苦戦したものの、特にオーストラリアGPではドゥカティ勢が苦戦する中、週末を通じて圧倒的な強さを見せつけた。ラウル・フェルナンデスがトラックハウスにとって記念すべき初優勝を飾り、ファクトリーライダーのマルコ・ベッツェッキはダブルロングラップペナルティを科せられながらも3位でフィニッシュした。

 その前のインドネシアGPでも、アプリリアはベンチマーク的存在だった。決勝こそ接触で結果を残せなかったベッツェッキだが、0.4秒差でポールポジションを獲得し、スプリントレースではアプリリアの1-2フィニッシュをリードした。

 ここ数シーズン、MotoGPにおいて覇権を築いてきたドゥカティに対抗しうる存在となりつつあるアプリリア。来年はタイトル争いに乗り出し、マルク・マルケスやドゥカティと戦う準備ができているかどうかを尋ねられ、リボラはMotoGP.comに次のように答えている。

「それが我々の目標になると思う。そうでなくてはいけない」

「シーズンで 1、2勝しただけでは満足できないことは隠せない。我々にはポテンシャルがあるんだ。勝利のために必要なものはすべて揃っている」

「ライダーも揃っている。ホルヘ(マルティン)も戻って来る。彼には適切なプレシーズンが必要だ。もちろん、マルコは重責を背負った状態でシーズンをスタートすることになるから、彼にとっては大きな経験になるだろう。ホルヘは忍耐強く学び、取り組む必要がある」

「しかし強力なサテライトチーム(トラックハウス)の存在も心強い。ラウルの活躍は本当に嬉しいし、小椋藍についても自信を持っている。なぜなら金曜日から日曜日にかけての進歩を見ると、彼は常に日曜日が最も速い日だからだ」

「だから来年、アプリリアは強くなれる。他チームの動向は未知数だが、我々の取り組みと作業の進め方から判断すれば、競争の舞台に立つ一角となれるだろう」

 アプリリアは2025年にライダーのラインアップを一新し、昨年のチャンピオンであるマルティンと、ドゥカティのサテライトチームで複数の優勝を経験しているベッツェッキと契約した。

 マルティンはは今年、怪我のためにほとんど出場機会がなかったが、ベッツェッキは安定したトップランナーとしての地位を確立しており、オーストラリアでの表彰台獲得により、ドゥカティのファクトリーライダーであるフランチェスコ・バニャイヤを抜いて、ランキング3番手に躍進した。

 リボラはベッツェッキの純粋なスピードと、今年直面した逆境からの立ち直る能力の両方に感銘を受けており、2026年のタイトル争いに挑戦できるという自信の裏付けになっているという。

「彼は間違いなく、現時点でグリッド最速のライダーだ。少なくとも、アプリリアのバイクとの組み合わせにおいてはね」

 フィリップアイランドで、リボラはそう語った。

「マルコは常にスピードを持っていた。彼が勝ったインドのような新サーキットでは、そのスピードが明確に表れる。アッセンやアルゼンチンといった高速サーキットでも、彼は常に上位にいた」

「シーズン開幕当初、彼のスピードが非常に速いことは明らかだった。タイでのテストは我々にとって本当に印象的だった。その速さゆえ、開幕戦からすぐに表彰台を狙うという(非現実的な)期待を彼自身が抱いてしまったのかもしれない」

「その後アルゼンチンに移った。マシンが変わると、その性能に対する自信を築くには少し時間が必要だ。特に1周のパフォーマンスでマシンの限界を引き出す必要がある場合はね」

「ヘレスでも、ル・マンでも、彼の挽回ぶりは記憶に新しい。スピードは確かにあった。あとは全てをまとめ上げるだけだった。だから来年こそ、彼はタイトル争いの有力候補になるだろう」

 MotoGPコンストラクターズランキングでは、アプリリアが355ポイントを獲得し2番手につけている。首位はドゥカティで708ポイントを獲得しているが、2026年はこの大きな差を埋めることができるか注目だ。

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