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“黒澤明”イズムあふれる“スター・ウォーズ×時代劇”が話題「ノワール感が最高!」「戦闘シーンやばい」<SW:ビジョンズ>

“黒澤明”イズムあふれる“スター・ウォーズ×時代劇”が話題「ノワール感が最高!」「戦闘シーンやばい」<SW:ビジョンズ>

「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3はディズニープラスで配信中
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3はディズニープラスで配信中 / (C)2025 Lucasfilm Ltd.

2021年からスタートしたアニメーションシリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ」のVolume3が、10月29日に一挙配信された。同シリーズはジョージ・ルーカス氏が「スター・ウォーズ(SW)」を創造する際に黒澤明氏の映画に大きな影響を受けたことから、ルーカスフィルムが日本のアニメーションスタジオと共に作り上げたプロジェクト。Volume1には「ニンジャバッドマン対ヤクザリーグ」や「SAND LAND:THE SERIES」の神風動画、「怪獣8号」や「攻殻機動隊」シリーズのプロダクションI.Gなど、日本を代表するアニメ制作会社が参画した。Volume3には新たなプロダクションも加わり、“SW愛”あふれる独自の作品を生み出している。(以下、ネタバレを含みます)

■全ての作品に日本を代表する豪華声優陣が出演

Volume3でも、日本のアニメスタジオが独自の“ビジョン”で9つの物語を描いている。プロジェクトに参画したのは神風動画、プロダクションI.G、キネマシトラス、TRIGGERの4社に加えて、新たに「SPY×FAMILY」や「進撃の巨人」のWIT STUDIO、「シン・エヴァンゲリオン劇場版」「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」に制作協力しているプロジェクトスタジオQ、「ヒプノシスマイク」や「シドニアの騎士」シリーズのポリゴン・ピクチュアズ、「炎炎ノ消防隊」や「はたらく細胞」シリーズのデイヴィッドプロダクションが参加。

それぞれにスタジオのカラーを出しつつ神風動画、プロダクションI.G、キネマシトラスの3社は、Volume1の作品の続編を手掛けてオリジナルの世界をさらに深掘り。また、キネマシトラスは1社で2作品を制作している。

豪華なのは制作会社だけではない。日本版には、日本を代表する声優陣が集結。神風動画「The Duel」の続編となる「The Duel: Payback」では、主人公ローニン役にてらそままさきが続投し、新キャラクターのグランド・マスター役をSWの世界ではアナキン・スカイウォーカーの吹き替えでもおなじみの浪川大輔が務めている。同じく続編となるプロダクションI.Gの「The Ninth Jedi: Child of Hope」には続投の赤崎千夏に加えて、石田彰が新たに参加した。

キネマシトラスの新作「ユコの宝物」には寺澤百花、宮野真守、WIT STUDIOの「The Bounty Hunters」にはファイルーズあい、杉田智和。プロジェクトスタジオQの「四枚羽の詩」には石見舞菜香、豊崎愛生、ポリゴン・ピクチュアズの「極楽鳥の花」には主人公役の黒沢ともよに加えて、大塚芳忠が出演するなど、若手からベテランまでそうそうたる顔ぶれがそろった。

また、英語吹き替え版もドラマ「SHOGUN 将軍」で一躍スターとなったアンナ・サワイ(「The Bounty Hunters」/セブン役)や、ドラマ「グッド・ドクター 名医の条件」の主人公役で知られるフレディ・ハイモアなど人気俳優らが起用されており、海外からも注目を集めそうだ。

■黒沢映画を彷彿とさせるモノクロ作品「The Duel」がさらに進化

今回、配信された中でも神風動画「The Duel」の続編となる「The Duel: Payback」は、“黒澤イズム”が色濃く抽出された一作だ。キャラクターデザインは、Volume1に続いてアメリカでの人気も高い漫画家・イラストデザイナーの岡崎能士氏が担当。SWファンでもある岡崎氏による、墨絵のようなモノクロ調の世界観が黒沢映画よろしく見る人を引き込む。

Volume1の舞台は時代劇に出てきそうな村だったが、新作はよりSWと融合して、主人公のローニンと相棒ドロイドのCZ-D16がSWの世界に迷い込んだかのようだ。

映画「スター・ウォーズ/ジェダイの帰還(エピソード6)」に登場した森の月エンドアの住人であるイウォークが現れ、「ジェダイの帰還」さながらの総力戦を見せるところは迫力満点。他にも「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(エピソード9)」やドラマ「マンダロリアン」シリーズにも登場した小さなアンゼラ人が“イケボ”で登場するなど、SWファンをくすぐる演出もたまらない。

SW過去作や前作の「The Duel」を知らなくてももちろん楽しめるが、知っていればなおワクワクする仕掛けとなっており、「The Duel: Payback」を見た視聴者からは「戦闘シーンやばい」「前作よりストーリー寄りになって捻りがよい」「やっぱりビジュアルがカッコ良過ぎる」「ケ・ダマ親分もイウォークたちもかわいい」「シスが主人公というノワール感が最高!」など、興奮の声が寄せられている。

その他の8作品についても「日本アニメならではの表現も出ててよかった」「Volume3は全部面白いね」「七人の侍」「ほっこりするのもあったね」「続編求む!」など、概ね好評のようだ。

「スター・ウォーズ:ビジョンズ」はVolume1~3までディズニープラスで全話配信中。

◆文=及川静

※赤崎千夏の「崎」はタツサキが正式表記
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3キービジュアル
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3キービジュアル / (C)2025 Lucasfilm Ltd.

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