世界最高峰のプレミアリーグ(イングランド)で、クリスタル・パレスに所属するMF鎌田大地が異次元の活躍を見せている。
10月29日にはカラバオ杯4回戦で、MF遠藤航が先発したリヴァプールと対戦。日本代表で同じポジションを争うライバル対決としても注目を集める中、この日の主役は鎌田だった。ボールキープ、視野の広さ、縦パスの鋭さで観客を唸らせ、2得点を演出。チームも3―0で勝利した。
「フランクフルト時代の恩師のオリヴァー・グラスナー監督に誘われ、昨季からプレミアリーグに挑戦しています。1年目のシーズン中盤までチームにフィットせず、獲得失敗と叩かれたことも。しかし、今季はクラブの王様として君臨。鎌田が出場するかしないかで、攻撃パターンがガラリと変わるほどです」(サッカーライター)
昨季までエースだったエベレチ・エゼがプレミアの強豪アーセナルに移籍。苦戦が予想された中、現在10位と大健闘しているのも鎌田の存在が大きかった。
新たにクラブの「顔」になると、歯に衣着せぬ発言でもたびたび注目を集めている。10月14日に国際親善試合で、日本代表が王国ブラジル代表に歴史的勝利をした時には、「言っても練習試合なので」と、周囲の歓喜の輪をよそに、まったくはしゃいだ様子を見せなかった。
10月22日に投稿された、テレビ朝日のYouTube企画「絶対に負けられない座談会!」に出演した際には、天才と称されていることについて聞かれ、即座に天才タイプを否定。そのうえで、こう言い切った。
「日本人の『天才』って呼ばれている人って、活躍していないじゃないですか。あまりいい言葉じゃないと思ってて。日本人の天才っていうのは」
話題になったこの毒舌発言について、前出のサッカーライターはこう話す。
「誰のことを言っているのかと、サッカーファンの間で心当たりのある複数の『先輩』の名前が挙がっていました。これまで日本のメディアが安易に『天才』と紹介してきた皮肉も込められ、神回として大ウケ。動画は34万回再生を突破し、伸び続けています」
プレーも発言も絶好調の鎌田が、来年の北中米ワールドカップのキーマンであることは間違いない。
(海原牧人)

