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F1アゼルバイジャンGP、2030年まで開催契約を延長。旧市街地貫くユニークなコースは今年で10周年

F1アゼルバイジャンGP、2030年まで開催契約を延長。旧市街地貫くユニークなコースは今年で10周年

バクー市街地コースで開催されているF1アゼルバイジャンGPが、開催契約を延長。2030年までF1カレンダーに残留することが決まった。

 2016年に当時ヨーロッパGPとして初めてF1に加わったアゼルバイジャン。以降は新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けた2020年を除き、連続して開催されている。

 現行のF1開催契約では2026年シーズンがひとまず最後となっていたが、政権の支援も受けるアゼルバイジャンGPは、契約を2030年まで延長したことを発表した。

 F1のステファノ・ドメニカリCEOはアゼルバイジャンGPの契約延長について、次のように歓迎のコメントを寄せた。

「バクーの街には信じられないほどの活気があり、2016年に初めてグランプリを開催して以来、F1は常にアゼルバイジャンの人々から温かく熱烈な歓迎を受けてきた。このサーキットは独特で、テクニカルなセクションと長いストレートが美しい海岸線や歴史ある旧市街を貫き、毎年波乱に満ちたエンターテインメント性の高いレースを提供している」

「今回の契約延長は、F1、アゼルバイジャン政府、プロモーターの間にある強い信頼とコミットメントを示すものであり、この国における将来の発展に道を開くものだ。大会の進化に向けた継続的な投資とコミットメントしてくれているイルハム・アリエフ大統領とガイボフ大臣に対し感謝したい。また、国内でF1推進に尽力してもらっているアゼルバイジャン自動車連盟とアナル・アラクバロフ会長、そして年間を通じてファン、ドライバー、チームに卓越した体験を提供するため努力を続けるバクー市街地サーキットの皆さんにも感謝を表したい」

 アゼルバイジャンGPが開催カレンダーに残ったことは、近隣国のトルコがF1復活を目指す上では、良い知らせになるかもしれない。現在アゼルバイジャンGPはヨーロッパラウンドとシンガポールGPをつなぐ“孤立”した週末となっているが、アゼルバイジャンと近いトルコでのF1開催はロジスティクス上でもそれほど無理がないと考えられるからだ。

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