MotoGPの今季ラスト2戦であるポルトガルGPとバレンシアGPで、ドゥカティは負傷欠場のマルク・マルケス代役に、WSBKライダーのニッコロ・ブレガを起用すると発表した。
今季のWSBKをランキング2位で終えたブレガは、負傷により今季残りの2戦を欠場することが決まったマルケスの代役有力候補だと以前から言われてきた。先日はブレガの希望もありMotoGPマシンのテストも実施していたが、10月31日に正式発表がされた。
「こういった素晴らしいサプライズでシーズンを締めくくることができてとても嬉しい」
WSBKの2025年シーズンにランキング2位となったブレガは、そう語った。
「MotoGPデビューというのはレーサーを目指す子供たち皆にとっての夢なんだ。さらに2025年のラスト2戦で、世界タイトルを勝ち取ったマシンに乗れるというのは、よりワクワクさせてくれるよ」
「かなりの挑戦になってくるだろうから、何か特別な期待をしているわけじゃない。この経験を積むにあたって、必要なだけの冷静さをもって臨みたい。今のところ、デスモセディチGPのテストはヘレスでしかやっていないからね。とはいっても、全力を尽くして、良い結果を出すためのモチベーションはバッチリだ」
またドゥカティのゼネラルマネージャーを務めるジジ・ダッリーニャは次のように語った。
「ブレガがデスモセディチGPに乗る姿を見られるのはとても嬉しいことだ。ニッコロは2022年にスーパースポーツへの参戦を始めて以来、ドゥカティ・コルセの一員なのだ」
「我々は彼のことを信頼してきた。そしてWSBKでの2シーズンで彼は皆が認めるスターのひとりになり、タイトル獲得にも迫り、我々のベンチマークとなるライダーとなって、その信頼に応えてくれた」
なおブレガは2026年シーズンから、MotoGPのテストライダーも務めることが決まっている。これはブレガの2027年シーズンからのMotoGP転向に向けた布石である可能性も指摘されている。

