『ダウンタウンプラス』に期待するコンテンツ
—ダウンタウンだけで本当に多種多様なコンテンツがありますね。
友保 松ちゃんの『遺書』やら浜ちゃんの『読め!』やら本だなんだもありますしね。いや俺でも『ごっつ』が一番面白かったですね。『雨乞い』ってコント覚えてます? 誰かが教室の外見てるんですよ、窓開けて。外でなんか象歩いてきたり。
ようわからんのがずっと流れるんですよ。で、怒られて「おい、外見んな」言うて。「雨乞い見んな」みたいな。あれ何やってるかわからんくておもろかったですね。
—シュールですね。
友保 めっちゃおもろかったんですけどね。あと、豆のやつ覚えてます? 子どもが豆残すんですよ。で、豆残して捨てたら、浜ちゃんと松ちゃんが豆のおめん被ったヤ●ザみたいなんなって、変な昔のダサいVTR見して、おとんをさらってくるってやつ。めちゃめちゃ面白かった。
小林 コントあんま覚えてないんですよね。でもほんまに『伝説の教師』が好きやった。
友保 あー、お前見てたな。ほんまによう言うてたな。
小林 「いじめられっ子当番制」みたいな回覚えてる。いじめは楽しいから、絶対なくならへんから、順番に体験せー言うて。今日は誰がいじめられるかやっていけみたいな。
—最後どうなるんですか?
小林 最後仲良うなってましたよ。仲良うなってたというか、いじめんのがめんどくさいみたいな。で、丸く収まるみたいな。
友保 最終回は?
小林 最終回はあれ無免許教師になってて、松ちゃんが。で、それがバレてクビなの。普通にクビになる。
—『ダウンタウンプラス』でやってほしいことは何かありますか?
友保 やってほしいこと……やっぱ岡本社長(吉本興業代表取締役)にまた出て来ていただいて、サービス開始の記者会見やってほしいですね。開始会見、全質問受けるストロング会見。ぶっ通し生放送ライブで、やっていただきたいです。
ダウンタウンの漫才が見たい
—社長が自社の社運をかけた大きなコンテンツをキックオフミーティングとして会見から始めるというのは全然あり得ますね。
友保 吉本やからブリーフ一丁でも大丈夫ですから。ゴボウ持ってても大丈夫ですからね。やってほしいですね。ぶっ通し5時間ぐらいの。全質問を煙に巻いてほしいですね。なんにも全部ちゃんと言わへんっていう。で、モリマンさん来て、最後ゴボウでしばかれる。
—確かにそう考えると開会の宣言は必要な気がしてきました。
小林 なんかしれっと、ぬるっと始まるんじゃないですか(笑)。
友保 なんかありそうやけどな、オープニングは。
小林 「何時からスタート」とか出てるんですかね。
友保 『ごっつええ感じ』と同じ日曜の夜の8時とかやったらしびれるけどな。すかんちの曲で始まったら。
小林 ダウンタウンの漫才見たいですけどね。
友保 あーそうやな。NGK(なんばグランド花月)で1回やってはったもんな、30分漫才。
—お二人は「吉本興業創業100周年特別公演『伝説の一日』」でのダウンタウンの漫才はご覧になったんですか?
友保 なんでかよくわかんないですけど、偶然僕のスマホにね、電波が入って見れました。よくわかんないですけどね、どういう仕組みか。NGKの周りウロウロしてたら勝手に。
—いかがでしたか?
友保 いやーよかったですよ。でも、ネタじゃなかったじゃないですか。トーク・・・ネタっぽいくだりのあるトークみたいな。がっちり漫才やってほしいな、確かに。
小林 ガッチリネタを客前でやってほしい。
友保 まあ絶対ウケるからな。
—お二人はやはり漫才が好きですね!!
友保 いや、小林! お前、そんな漫才好きちゃうやろ! 小林がネタ書こうって言ってんの聞いたことないから。
—漫才好きじゃなかった(笑)。寿司が嫌いな寿司職人みたいなことなんですかね。
小林 寿司職人なんて、みんな寿司嫌いでしょ。
友保 確かに聞かんもんな。寿司職人で寿司が好物な大将とか・・・。
小林 やっぱり寿司みたいな贅沢なもんは、たまに食うのがいちばん贅沢。たまにはこうして肩を並べて寿司でも食べて♪。
友保 『WOW WAR TONIGHT』やんけ!
小林 時には起こせよムーヴメント!
取材・文/西澤千央 写真/石垣星児

