かぼちゃ茶は、美容大国の韓国で人気を集め、とくにダイエット効果やむくみ対策に役立つとして、いま注目されています。
じつは、かぼちゃ茶にはからだにとって必要な栄養素が豊富に含まれており、実際に美容・健康にうれしい働きも期待できます。
今回は、そんなかぼちゃ茶が持つ魅力を始め、美肌やダイエットにとって重要な部分について、あんしん漢方薬剤師の山形ゆかりさんに解説いただきます。
かぼちゃ茶ってどんなお茶?

かぼちゃ茶とは、かぼちゃを乾燥や焙煎して煮出したお茶を指します。
韓国では「ホバク茶(호박차)」として知られ、伝統茶のひとつとして親しまれています。
使用されるかぼちゃの部位はさまざまで、たとえば果肉だけでなく、栄養豊富な種子やワタを丸ごと使うことも。
一般的には、天日干しや機械乾燥を行ってじっくりと焙煎し、香ばしい風味を引き出します。
かぼちゃ茶の味わいは、かぼちゃ本来のやさしい甘みと香ばしい風味が特徴的で、クセが少なく飲みやすいとされています。
好みに合わせて温めたり、冷やしたりするのもおすすめです。
ホットで飲むとからだを芯から温めてくれます。
また、アイスで飲めばスッキリとした味わいを増してくれます。
気分に応じて飲み分けることもでき、日常的に飲みやすいお茶といえるでしょう。
また、カフェインフリーである点もうれしい特徴で、「お茶は好きだけどカフェインは気になる」という方にも最適です。
就寝前の寝つきが気になるときや、妊娠中や授乳中など、カフェインを避けたい時期でも安心して楽しめるのがメリットです。
ダイエット・美肌にも?うれしい効能◎

かぼちゃ茶が人気を集めている理由は、そのおいしさだけではありません。
とくにダイエット・美肌効果が期待できる点が注目されています。
具体的にどのようなサポートが期待できるのか、3つのポイントにわけてくわしく見ていきましょう。
β-カロテンとビタミンで内側からきれいに
かぼちゃの鮮やかなオレンジ色の色素は、「β-カロテン」という成分によって作られています。このβ-カロテンは皮膚や肌の粘膜を維持するために必要なビタミンAの材料になり、肌のターンオーバーを助けます。
かぼちゃにはこのβ-カロテンが多く含まれているため、肌の乾燥やコンディションが気になるときに、内側からのスキンケアとして役立つのです。
さらに、かぼちゃには抗酸化作用を持つビタミンCやビタミンEも含まれており、紫外線やストレスなどによる「からだのサビつき」を防ぎ、ハリとツヤのある肌作りをサポートしてくれます。
カリウムでむくみをスッキリ
かぼちゃに豊富に含まれる「カリウム」は、むくみ解消のサポート役として知られています。むくみの原因のひとつは、塩分の摂りによる体内の水分バランスの乱れです。
カリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)と水分の排出を促し、むくみ対策に役立ちます。
起床時の顔のむくみや、長時間のデスクワーク、立ち仕事による下半身のむくみなど、多くの女性が抱える悩みにとって心強い味方といえるでしょう。
食物繊維で腸内環境を整える
かぼちゃは、腸内環境を整えるうえで重要な食物繊維を豊富に含んでいます。茶殻をサラダのトッピングとして使うことで、食物繊維を摂取できます。
食物繊維は近年注目されている「腸活」にも欠かせない要素です。
現代の食生活では不足しがちな食物繊維を摂取する意識を高めるだけで、からだの中からのケアにつながり、毎日を健やかに過ごすための土台づくりに役立ってくれます。
