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小山美姫、GT300自己ベストの予選6番手「最低限のことはできた」。ただ決勝の表彰台争いには慎重

小山美姫、GT300自己ベストの予選6番手「最低限のことはできた」。ただ決勝の表彰台争いには慎重

スーパーGT第6戦SUGOの予選で、31号車apr LC500h GTはGT300クラスの6番手に入った。Q2を担当した小山美姫にとっても、自己最高の予選順位となった。

 GT300フル参戦初年度の小山にとって、これまでの予選ベストは第3戦セパンでの9番手。ライバルが軒並みウエイトを積んできている中、8kgしか搭載していないという点は少なからずアドバンテージになっているだろうが、ついに表彰台も狙えるような好位置につけた。

 午前中の公式練習で4番手につけた際には「バチバチに決まったアタックではなかった」ということで、マシンのポテンシャルには手応えを感じていたという小山だが、予選に向けてはフィーリングが変わってしまった様子。6番手という結果を喜んでいるような素振りはなかったが、少なくともまずまずの仕事ができたと感じているようだ。

「FP(公式練習)の方が感覚が良く、クルマとしてのレベルも高かったと思います。予選はコンディションが変わったこともあってか、自分が思っていたような位置には届きませんでしたが、今のクルマの限界なりには走れたかなと思います」

「もう少し自分にできることもあったと思いますが、それも0.15秒くらい(の差)です。大きく外したこともしていないし、自分なりにはまとめられたかなと思います」

 SUGOと言えば昨年の雨のレースで、PONOS RACINGの女性ドライバー、リル・ワドゥーがケイ・コッツォリーノとのコンビで2位表彰台を獲得したことも記憶に新しい。ただ小山は決勝レースに向けては、「今の状態だとロングは結構厳しいかな」と渋い顔。ドライコンディションが予想される300kmレースで、相方のオリバー・ラスムッセンと共に最後まで上位で戦い続けることができるか。

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