3種類のたえの全てを、みんなは受け入れている
──おっしゃる通りですね。フランシュシュのみんなが、たえちゃんのことをすっごく大切に思ってるからこその物語になっていました。
宇田 そういうことです。また、劇中では3種類のたえがいます。自我が戻っていないいつも通りのたえと、生前の記憶だけがあってフランシュシュのことをまったく覚えていないたえと、それからテレビシリーズのさくらと同様に、劇中フランシュシュとしての記憶も戻っているたえです。それぞれのたえと、その全てを受け入れてるフランシュシュのメンバーとの関係は、こだわった部分ではありますね。
──ラストに待ち受けていたあの展開で、自分でもなぜ泣いてるのか、うまく言語化できなかったのですが、今のお言葉で、その答えが見つかったような気がします。最後に、『ゾンビランドサガ』という作品への思い入れを、ぜひお聞かせください。
宇田 『ゾンビランドサガ』への思い入れはたくさんあるんですが、自分としてはエンディングの映像に全部ぶっ込んだつもりなんです。分かりにくいメッセージだとは思うのですが、それを具体的にこちらから言ってしまうと、面白くないので、ご覧になる方がどのように受け取っていただいても構いませんので、ぜひ最後まで楽しんでください。
(取材・構成 ヒナタカ)

