ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツは現地10月31日、トロント・ブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦で「4番・遊撃手」で先発出場。試合前までは打率.130と不振が続き打順を落としてのスタメンとなったが、3回の第2打席で2死満塁からタイムリーヒットを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。
殊勲の活躍をみせたベッツだが、本人の顔はあまり浮かばない。レギュラーシーズンはシーズン中盤まで打撃面で苦しんでおり、打率.258、OPS.732はいずれもキャリアワーストの成績だった。そんな元MVPプレーヤーは試合後に米スポーツ専門局『FOX Sports』の番組に出演。シーズンを振り返り、復調するための心構えを明かした。
「正直に言うと、今年は僕にとって本当に良くなかった。だから、僕はただみんなを助けたいだけなんだ。妻はいつも「今この瞬間に集中して、そして次の瞬間に備えるだけ」って言ってくれる。いろいろなことが起こるのは分かっているけど、心配ばかりしていたら今この瞬間に備えられない。だから僕は、明日に備える方法を見つけたんだ」
責任感の強いベッツだけに、少々自虐気味になったコメントに“愛ある異論”を唱えたのが同局の解説者を務めるデレク・ジーター氏だ。名門ニューヨーク・ヤンキースの主将を務めた貴公子は遊撃手を長年担い、ゴールドグラブ賞を5度獲得。在籍中は3連覇を含め5度のワールドシリーズ制覇を経験しているレジェンドは、ベッツを以下のように絶賛した。
「もう『自分はダメだった』なんて言うのはやめなよ。君は素晴らしい遊撃守備を見せていたじゃないか。ショートでプレーすると、攻守両面でチームを救えるんだよ。だから、そんなこと言う必要はない」
この言葉には同じく出演者のデビッド・オルティス氏(元ボストン・レッドソックスほか)も頷いて同意。ベッツは「ありがとうございます」と、殿堂入り選手からの励ましに感謝を伝えていた。
実際、遊撃手への再転向1年目となった今季、ベッツはレギュラーシーズンで守備率.985(MLB4位)、守備防御点(平均よりどれだけ失点を防いだか)「17」でMLBトップの数字を残すなど、一流の守備力を披露している。ポストシーズンでも、ここまで守備率.985と変わらない鉄壁の守りを見せている(データ分析サイト『FanGraphs』より)。
レジェンドからの激励を受けたベッツは明日の第7戦、攻守にわたってチームに貢献してくれるはずだ。
構成●THE DIGEST編集部
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