F1アゼルバイジャンGPの予選で18番手タイムを記録したエステバン・オコン(ハース)は、予選後の車検を通過することができず、失格の裁定が下された。日曜日の決勝レースをピットレーンからスタートすることになる。
オコンのマシンで問題が発覚したのは、リヤウイングのメインプレーンである。このメインプレーンのたわみの許容値は0.5mmとされているが、車検の結果この許容値を超えてたわんでいることが判明。FIAのテクニカル・デレゲートであるジョー・バウアーは、この問題をスチュワードに報告した。
スチュワードの報告によれば、オコンのマシンのリヤウイングは、左側で0.6mm、右側で0.825mmたわんだという。ハースはこの不具合は「製造上のミス」であると主張したが、車検不通過なのは明らかであり、「車両が規則に準拠していないと判断し、予選失格という通常のペナルティを科す」と記している。
この裁定の結果、オコンは日曜日の決勝レースをピットレーンからスタートすることになる。

