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【現地取材】開幕3連勝後の石川祐希を直撃! 過酷なセリエAで良好コンディションを維持する“秘訣”を告白

【現地取材】開幕3連勝後の石川祐希を直撃! 過酷なセリエAで良好コンディションを維持する“秘訣”を告白

今シーズン前半第3節を終えたバレーボールのイタリアリーグ/スーペルレーガ。所属2季目のシル スーザ スカイ・ペルージャで開幕3連勝を飾った男子日本代表の主将 石川祐希が、今後のシーズンを見据えたコンディション管理についてインタビュー取材に応えた。

 現地10月29日に行われたパドヴァとの第3節でストレート勝利を収めたペルージャ。先発メンバーとして開幕戦勝利に大きく貢献した石川は、上位勢の一角チヴィタノーヴァとの前節で2セット目から最終5セット目まで出場して連勝へとチームをけん引した。2019-20シーズンに籍を置いた古巣パドヴァとの今節は再び先発に起用されてフル出場で開幕3連勝に貢献した。
  今季のペルージャは、参戦する大会がリーグ、コッパイタリア、スーペルコッパ、チャンピオンズリーグ(CL)にクラブ世界選手権が加わり5大会となるため、空前絶後の過密スケジュールを強いられている。すでに10日間で3試合をこなしており、11月以降も中2、3日の間隔で次の試合を迎えることが大半。国外を含むアウェー戦では時間と体力を費やす移動が伴い、負担となることだろう。

 今週末も中3日でモデナと敵地で対戦。ここまでのシーズン序盤3試合で上質かつ安定したパフォーマンスを続けている石川に、厳しい環境下で良好なコンディションを維持するために留意していることを訊いた。

「昨日(パドヴァ戦前日)の午前中とかもしっかりとウエイトトレーニングをしました。ウエイトトレーニングと休養のバランスはしっかり考えていかないといけないというふうには思っています。その辺はチームのフィジカルトレーナーが考えてくれているのでそれほど気にしなくてもいいんですけど、とにかくいつでも動ける準備は必要だと思っています」

「遠征移動も増えてくるので、、、サウジアラビアで開催のスーペルコッパが延期(11月7、8日からクリスマス期間もしくは別日に変更予定、11/1現在リーグの公式発表待ち)になってしまってそこに別のリーグ戦の試合が繰り上がって入る。12月に関しては移動だけで言うと世界クラブ選手権(ブラジル)に行って、その後にスーペルコッパでサウジアラビアという可能性があるのでその期間もしっかりとコンディションは良い状態に保てるようにしなければいけないなと考えています」 石川が言及したウエイトトレーニング。ペルージャは通常、週のうち2日間がパワー、スピードとそれらを一瞬で最大限に発揮させる爆発力を上げるためのフィジカル強化、別の2日間で選手それぞれの既往歴に応じて故障リスクの予防と軽減に注力したトレーニングを実施している。平日も頻繁に試合がある今季はプログラム調整が必要不可欠のはずだが、フィジカルトレーナーのセバスティアン・カロッティ氏は、「僕らスタッフが100%で仕事をしなければ、選手たちは100パーセントの結果を得られない」と兼ねてから明言しており、いつ何時も盤石な体制でチームを支えるという。

 手応えを感じていただろう試合で悔しい思いをさせられるのが、時折見舞われるこむら返り。予防と改善のためのアプローチについて尋ねるとこう明かしてくれた。

「チームの栄養士はもちろんですけど、自分個人の栄養士とも色々と話していて取り組んでいるところです。今のところ初戦だけだったので、気をつけながらシーズンを進めていけたらと思っています」

 コンディション調整について語る中で石川が触れたクラブ世界選手権。最後に “大阪ブルテオンとの対戦が決まりましたね” と投げかけると頷きながらこのように返答した。

「まぁ楽しみではありますけど、サントリーとの親善試合とはまた違う公式試合になるので相手がどこかは関係なく、しっかり自分たちのやるべきことを見失わずに戦いたいと思います」
  11月はリーグ戦のみだが、それでも7試合(ホーム4、アウェー3)。12月にはリーグ3試合(すべてアウェー)、コッパイタリア準々決勝(ホームもしくはアウェー)、CL4回戦初戦(ホーム)とブラジルで同月16~21日に開催されるクラブ世界選手権が最多5試合で合計10試合が予定されている。なお、スーペルコッパがクリスマス期間に行われる場合はさらに最多2試合が追加となる。

 石川をはじめペルージャの選手たちが怪我なく実力を存分に発揮し、より多くの栄冠をつかみ取ることを願いたい。

取材・文●佳子S.バディアーリ

【動画】セリエA第3節パドヴァ戦のハイライト

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配信元: THE DIGEST

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