今大会、北口は予選で60メートル38を記録し、全体14位で敗退した。決勝進出ラインの62メートル50に届かず、全体の12位以内にも入れなかった。
海外メディアはこの衝撃の結末を大きく報じている。主要国際通信社『Reuters』は「ホームの観客から大きな期待を背負っていたが、肘の炎症が影響した」と分析し、この結果を「予想外の失望」「女王が消えた」などと伝えた。一方で「怪我さえ克服すれば再び頂点を狙える」と今後への期待も示した。
また、競技統括組織の世界陸連(World Athletics)は大会前のプレビューで「母国の観客の前でタイトルを守ろうとするが、コンディションが鍵になる」と指摘していた。結果的にその懸念が現実となった形であり、国際陸上界の公式機関としても北口の怪我を重要な要素として見ていた。
▼東京世界陸上・女子やり投げ最終結果
金メダル アングロ(エクアドル) 65メートル12
銀メダル シエティナ(ラトビア) 64メートル64
銅メダル リトル(オーストラリア) 63メートル58
構成●THE DIGEST編集部
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