11月2日、東京競馬場で行われた伝統の中距離決戦、天皇賞・秋はクリストフ・ルメール騎乗の1番人気、マスカレードボールが人気に応えてG1初制覇を飾った。ルメール騎手自身はこの秋3週連続G1制覇と、大一番での絶対的な勝負強さを見せつけた。
天皇賞・秋、レース後ジョッキーコメント
1着 マスカレードボール
C.ルメール騎手
「気持ちがすごくいいです。本当に嬉しいです。タスティエーラの後ろでいいところでした。タスティエーラをマークしました。坂を登ってからマスカレードボールが自分の見つけました。もう一度加速してゴールまですごくいい脚を使ってくれて素晴らしかったです。ダービー2着でいいパフォーマンスをしましたが、秋になって大人になりましたし、強くもなりました。来年絶対トップレベルで使っていけると思います。本当にありがとうございました」
2着 ミュージアムマイル
C.デムーロ騎手
「中団で競馬をして直線でいい脚を使ってくれました。切れるというよりじわじわと脚を使う馬ですね。2000m合っていますし、いい競馬をしてくれました」
3着 ジャスティンパレス
団野大成騎手
「実績馬なので一発狙っていました。スローペースで動きたい時に動けませんでしたが、最後はいい脚を使ってくれました」
4着 シランケド
横山武史騎手
「すごくいい脚を使ってくれました。展開のうんがありませんでしたが、G1でもやれる決め手を見せてくれたので、これからが楽しみです」
5着 アーバンシック
A.プーシャン騎手
「枠を考えて経済コースを通りました。勝ち馬の後ろで理想的な形でしたが、勝負どころで置かれてしまいました。それでも最後まで伸びてくれました」
武豊「最後まで止まってはいない」

6着 メイショウタバル
武豊騎手
「馬の状態は自分が乗った中で一番良かったです。前半はゆったりといいリズムで走れましたが、スローに落とした分、2番手の馬も早めに押し上げて来られました。最後まで止まってはいないし、力は示してくれました」
8着 タスティエーラ
D.レーン騎手
「いいスタートを切って好位で競馬が出来ました。ペースが遅く、長くいい脚を使えるように早めに動いて行きましたが、その分ゴール前では疲れてしまいました。この馬のベストを出せませんでした」
レース結果、詳細は下記のとおり。
11月2日、東京11Rで行われた第172回天皇賞・秋(3歳上オープン・G1・芝2000m・1着賞金=3億円)は、C.ルメール騎乗の1番人気、マスカレードボール(牡3・美浦・手塚貴久)が、G1初制覇を飾った。勝ちタイムは1分58秒6(良)。
2着に3番人気のミュージアムマイル(牡3・栗東・高柳大輔)、3着に8番人気のジャスティンパレス(牡6・栗東・杉山晴紀)が入った。
G1馬7頭が競演した豪華メンバーの天皇賞・秋を制したのは、クリストフ・ルメール騎手が手綱をとったマスカレードボールだった。道中は中団馬群の中でじっと我慢し、直線では坂を駆け上がったところから素晴らしい切れ味を発揮して一気に差し切った。
「改めてG1を勝てる」

この勝利でルメール騎手は秋華賞、菊花賞に次いで3週連続G1制覇を達成。まさに神の手。ルメール騎手の手綱さばきが冴え渡ったレース運びで、マスカレードボールもG1馬に導いた。殊勲のルメール騎手は「3歳で天皇賞を勝ってレベルはとても高いので改めてG1を勝てると思います」と、同馬の能力を賞賛していた。
天皇賞・秋を勝ったマスカレードボールは、父ドゥラメンテ、母マスクオフ、母の父ディープインパクトという血統。北海道千歳市・社台ファームの生産馬で、馬主は(有)社台レースホース。通算成績は7戦4勝。重賞は2025年共同通信杯(G3)に次いで2勝目。鞍上のクリストフ・ルメール騎手は同レース6勝目、管理する手塚貴久調教師は初勝利。
【全着順】
1着 マスカレードボール C.ルメール
2着 ミュージアムマイル C.デムーロ
3着 ジャスティンパレス 団野大成
4着 シランケド 横山武史
5着 アーバンシック A.プーシャン
6着 メイショウタバル 武豊
7着 セイウンハーデス 菅原明良
8着 タスティエーラ D.レーン
9着 クイーンズウォーク 川田将雅
10着 ブレイディヴェーグ 戸崎圭太
11着 エコロヴァルツ 三浦皇成
12着 コスモキュランダ 津村明秀
13着 ホウオウビスケッツ 岩田康誠
14着 ソールオリエンス 丹内祐次

