『オカモトグループpresents 北海道ダイナマイトシリーズ2025』アパホテル&リゾート札幌(2025年11月3日)
アジアタッグ選手権試合 ○MUSASHI&吉岡世起vs鈴木秀樹&小藤将太×
MUSASHI&吉岡が鈴木&小藤を退け、アジアタッグ王座2度目の防衛に成功。王者としての最強タッグ出場を決めた。
“むーちゃんせーちゃん"MUSASHI&吉岡は10・22後楽園大会で青柳亮生&ライジングHAYATOを退け、初防衛に成功。試合後、小藤が鈴木と組んでの挑戦を表明し、この日のアジアタッグ戦が決定。鈴木とのタッグを“アグレッシブキャッツ"と命名した小藤はこれが全日マットにおけるタイトル初挑戦となった。
小藤がMUSASHIに奇襲ドロップキックを見舞ったが、ブレーンバスターで鎮圧され、鈴木が飛び込んでもMUSASHI&吉岡がサンドイッチ低空ドロップキックで返り討ちにし、吉岡がプランチャを見舞っていく。MUSASHIは小藤をコーナーにセットしての串刺しドロップキックをお見舞い。吉岡はキャメルクラッチでひねり上げ、串刺しジャンピングハイキック、サッカーボールキック連打と圧倒した。
防戦一方に追い込まれた小藤だったが、ブレーンバスターで投げて突破口を開いた。タッチを受けた鈴木はエクスプロイダーで吉岡をぶん投げ、加勢に飛び込んだMUSASHIをワンハンドバックブリーカーで撃退。ペディグリーで吉岡を叩きつけると、自らタッチを求めた小藤がドロップキック、フィッシャーマンスープレックスで攻め立てる。卍固めで絡みつくと、鈴木もコブラツイストでMUSASHIを分断した。
さらに鈴木がボディエルボーを乱れ打ったが、MUSASHI&吉岡はダブルトラースキックで蹴散らす。ならばと小藤がミサイルキックで二人まとめてなぎ倒し、MUSASHIをフィッシャーマンスープレックスで投げたが、余力を残すMUSASHIはキックアウト。吉岡とのサンドイッチ攻撃を決めると、ファルコンアローで追い討ち。エストレージャフトゥーロを発射したが、鈴木がカットに飛び込んで2カウント止まりとなった。
MUSASHIが2発目を狙ってコーナーに上がると、鈴木が足止め。吉岡を胴締めスリーパーで捕らえたが、そこへMUSASHIがお構いなしにエストレージャフトゥーロを投下。プランチャで鈴木を場外に分断すると、MUSASHIは丸め込みやドロップキックで粘る小藤がロックスターバスター式ジャックハマーを敢行しても3カウントを許さず。ジャーマン、トラースキック、エストレージャフトゥーロと一気にたたみかけて小藤を仕留めた。
むーちゃんせーちゃんが盤石のアジアタッグ2度目の防衛に成功。王者としての出場を決めたことで、最強タッグへ向けて弾みをつけた。
