「思いついたパフォーマンスをやり続けてスキルを上げることが大事」
いよいよ後半戦。Cブロックは、福神よしきの南京玉すだれからスタート。「ジャパニーズバンブーパフォーマンス」とリズムを付けながら「東京タワー」など技を繰り出していきます。世界のこーぞーは、「ベリーデンジャラスパフォーマンス!」と観客に注意を促し、エクササイズボールの上でブーメランを投げたり、サンバを踊ったりと会場のテンションを上げていきます。





ペントコハウスは、二人羽織で歌やダンスを披露。大阪・関西万博の、よしもとwaraii myraii館のコメディショーにも出演しているサムライボーイズのパフォーマンスは殺陣です。大迫力の立ち回りで魅せたと思いきやギャグ要素もたっぷり。Cブロックの最後はFreestylerNARI。バスケットボールを使ってテンポよく電子ドラムを鳴らしたり、ボールをギターの先端で回しながらかき鳴らすというオリジナルパフォーマンスで盛り上げました。
審査員の講評では、パフォーマーたちに練習時間を尋ねた吉川氏。福神よしきは「毎日30分は必ず」、世界のこーぞーは「1日中エクササイズボールに座っていたこともあります」と回答。吉川氏は「ひらめいたパフォーマンスをやり続けて、スキルを上げていくのが大事ですね」とパフォーマー全員に金言を送りました。





いよいよラストのDブロックです。雅屋 YEMONは、連獅子の格好でQueenの名曲に合わせてパフォーマンス。途中、頭を振り回す豪快な所作も魅せました。TAKU-DREAMERSは英語でコントを披露。バトントワリングパフォーマーの安東利香は、キュートな装いで始まったと思いきや、突然妖艶なシースルードレスに早着替えして切れ味抜群のパフォーマンスを展開。美しくも激しいダンスで観客を惹きつけます。かばんの中に入って技を繰り出すかばん芸で笑いを誘ったのはビコーン!(樋口秀吉、前田志良)。ラストの縄跳びでは大きな拍手が起こりました。最後は歌舞伎マジシャン京次郎です。華麗な動きで、扇子や番傘を次々と出す驚きの演出で観客を驚かせていました。

すべてのパフォーマンスが終わり、吉川氏は「素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。それぞれ世界に向けて出ていきたいという気持ちがあって、考えて作ったパフォーマンスだと思います。もっとブラッシュアップして世界に向かってほしいと思いました」と期待を込めました。オデル氏は「素晴らしかった。日本のこうしたイベントに出てくる人はみんなバラエティーに飛んでいて、ユニークだった」と手応えを感じたようでした。