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ホンダMotoGP、改善は明らかでも勝利はまだ遠い? 今季2度表彰台のミル「勝つ前に、より上位フィニッシュを固めたい」

ホンダMotoGP、改善は明らかでも勝利はまだ遠い? 今季2度表彰台のミル「勝つ前に、より上位フィニッシュを固めたい」

今季のMotoGPでホンダは、改善傾向を示しつつあるように見える。しかし陣営のライダーたちは、まだ優勝争いには遠いと考えている。

 近年は歴史上稀に見るような低迷に陥っていたホンダ。しかし2025年シーズンは復活の兆しを見せ、戦闘力は向上しつつあるように見える。特に後半戦に入ってからは、上位を争うことが増えた。

 日本GP、そしてマレーシアGPではジョアン・ミルが表彰台を獲得。ここまでのレースで昨年の3倍以上のマニュファクチャラーズポイントを獲得している。その結果から見ても、ホンダの改善傾向は明らかだ。

 しかしミルは、ホンダのマシン”RC213V”にはまだ改善すべき重要な点として、グリップの問題が残っていると語る。そして、まだ勝利を目指すには遠いという考えを示した。

「いつかは分からない。まず、走り出す前に歩き始めないといけないからね」

 ホンダでの初勝利はいつになりそうかと尋ねられたミルは、そう答えた。

「もう少し確実に表彰台フィニッシュできるようにすること、それが重要だ。今は表彰台フィニッシュか、あるいは転倒かという状況だ。それじゃあ勝てない」

「そこを改善していく必要がある。バイクをもう少し安定するようにして、グリップももう少し高めていくように取り組まないとね。そうすれば、150%の力でのプッシュするは必要はなくなる。バイクが少しは乗りやすくなるからだ」

「そこを良くしていくのは大変だよ。レベルが高くなればなるほど、改良するのはより難しくなるんだ」

「パッケージを改善していくのは大変だと思うけど、まだ”余地”はあると思う。エンジニアはとても優秀だし、僕はホンダのことをとても信頼している。彼らができるだけ早くトップに戻ろうと力を尽くしてくれていることも分かっている」

「まずは勝つ前に、もっとコンスタントに上位フィニッシュできるようにしたいね」

 なおシーズン前半戦のフランスGPでは、ヨハン・ザルコ(LCR)が雨で波乱の展開となったレースを乗り切り、2023年以来の勝利を収めている。ただファクトリーチームとしては、2021年サンマリノGPでマルク・マルケスが勝ったのを最後に、勝利からは遠ざかってしまっている。

 ミルのチームメイトであるルカ・マリーニは、ホンダが今年は後退せずに前進し続けていると称賛。ただ来季に向けて改善すべき点はあると語った。

「細部のすべてにおいて、僕たちはよく取り組んできた」とマリーニは言う。

「ブレーキングはかなり良くなったし、コーナーエントリーの部分の問題も改善してきている。コーナー中盤や旋回性についても同様だ」

「それでも、まだグリップが足りないときはある。エッジのグリップがね。ここは僕らが継続して取り組む必要のある部分だ。でも走らせていて、エアロはかなり良い。ウイリーするときのバイクの動きは良いからね。エアロ面では前進している。もちろん改善の余地はまだまだあるけどね」

「全てのクルーやエンジニアは、メカニックの皆とも良いシナジーを発揮して、とても上手く取り組めている」

「後退してしまうことは一度もなかったんだ。ホンダが何か新しいモノを持ち込むたびに試して、それが良ければ搭載して、そうじゃなければ捨てる。そしてまた別の物が届くんだ」

「一戦ごとに少しずつ進歩してきた。そして、一度も後退しなかった。これこそが、今僕たちがトップ5争いをできている理由なんだ」

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