温暖な気候と豊かな自然環境が広がる岡山県。県内には、学力向上や特色ある教育から、優秀な生徒が多く集まる公立高校も少なくありません。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、岡山県在住の60代以上を対象に「優秀な生徒が多いと思う岡山県の公立高校」というテーマでアンケート調査を実施しました。
地元である岡山県に住む60代以上の人から「優秀な生徒が多いと思う」と支持を集めたのは、どの公立高校だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう！
第2位：岡山操山高校
第2位は、得票率21.2％の「岡山操山高校」でした。岡山市中区にある岡山操山高校は、1900年開校の「岡山県高等女学校」、1921年開校の「岡山県第二岡山中学校」を前身とする県立高校。「日本や国際社会の未来を切りひらく高い志を持った生徒」「個性や才能を最大限に伸ばす強い意志を持った、心身ともに健康な生徒」「互いに認め、高め合う、豊かな人間性を持った生徒」の育成を目標としています。
進度や難易度の違う講座から、それぞれの適性に応じた科目が選べる、中高一貫教育と単位制のメリットを活用した教育システム「操山システム」を導入。1年次の総合的な学習の時間「未来航路プロジェクト」で、将来の職業や進学したい大学・学部・学科について調べる時間を設けているほか、最適な科目選択ができるようにガイダンスを徹底しているところも魅力です。2025年の大学入試では、国公立大学は岡山大学・香川大学、私立大学はノートルダム清心女子大学・立命館大学などを中心に、多くの生徒が合格しました。
第1位：岡山朝日高校
第1位は、得票率28.1％の「岡山朝日高校」でした。岡山市中区に位置する岡山朝日高校は、1666年に開かれた「仮学館」を起源とする県立高校。「自主自律」「自重互敬」の教育方針のもと、主体的に考えて実践する体験を通して、新たな社会をけん引し、社会の将来に責任を持とうとする「高い志」の育成を目指しています。
150年以上の歴史を持つ、全国屈指の伝統校。各界で活躍する卒業生による講演、東京大学研究室やJAXAなどの世界最先端の研究など、本物に触れる機会を提供しているところも特徴です。また、岡山大学訪問や志望校、志望学部に即した各種ガイダンスを行うなど、きめ細やかな進路指導を行っているところも魅力。2025年の大学入試では、国公立大学は岡山大学・大阪大学、私立大学は同志社大学・関西学院大学などを中心に、多くの生徒が現役で合格しました。
