
生駒里奈と河西健吾が、11月2日(日)に東京・新宿ピカデリーにて開催された、特別編集版「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-」と、同時上映の新作短編「幕間の楔」の公開記念舞台あいさつに登壇した。
■鉄華団とウィスタリオのイメージカラーをまとった衣装で登場
2015年10月の放送開始から、2025年で10周年を迎えた「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。特別編集版「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-」は、スマートフォンアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ G」で配信されていた全 12 話を再編集し、新規カットを加えた特別編集版で、10周年記念プロジェクトの1つとして発表された。
生駒は、「ウルズハント」の主人公ウィスタリオ・アファムを、河西は「鉄血のオルフェンズ」主人公三日月・オーガスを演じている。
司会の天津飯太郎の呼び込みで登壇した生駒と河西は、まずその衣装に注目が集まった。河西は、鉄華団を彷彿とさせるカーキを基調とし、「インナーのベストがオルガのよう」と、作品への愛を感じさせるファッションをセレクト。生駒もカーキをメインにイエローを組み合わせ、「ウィスタリオくんのカラーが黄色やブルーのイメージなのと、ビジュアル的にも中性的なところがあるので」と、役を意識したスタイリングを解説した。
■10周年という節目に「これを待っていたんだ」と反響
鉄血10周年記念プロジェクトと本作について心境を問われると、生駒は「すさまじい作品に関わらせていただいている」と告白。SNSでの反響をリサーチするのが趣味だとし、「この作品を通して初めて私のことを認識してくださる方もいらっしゃって、自分を知っていただく機会が増えたことはすごくうれしい」と反響の大きさを語った。
河西は「“面白かった”とか“これを待っていたんだ”とか、いろんな反響をいただきました」と話し、「この10年、声優を続けてきた甲斐があったなというのが率直な気持ち」と感慨深そうに話した。
■特別編集版と新作短編、それぞれのアフレコでの体験
「ウルズハント」の特別編集版について、生駒は新規パートを新録する形で再びウィスタリオと向き合う経験をしたと語った。改めて台本を読み、「“こんな瞬間に、彼はこんな覚悟を持って挑んでいたのか”と、ウィスタリオくんの気持ちを読み取ることができた」とし、自身の成長も感じられた不思議な体験だったと振り返った。
一方、新作短編「幕間の楔」について河西は、「鉄血のオルフェンズ」全50話の中の一時を公開できたことで、「“またあの世界に帰って来ることができたんだな”と感じてうれしかった」とコメント。10年という歳月が経っても、アフレコで共演者と横並びに収録したときには、「ちゃんと世界が今ここ(収録現場)に広がっているなと、すごくうれしかった」と、当時の様子を明かした。

■お互いのキャラクターの魅力に影響を受ける
互いのキャラクターの印象について、生駒はウィスタリオが鉄華団に憧れているのと同様に、自身も三日月に憧れていると熱弁。アニメのキャラクターとしての魅力だけでなく、「生き方が本当にかっこよくて、私も誰かを守りながら生きていきたいなと思いました」と三日月への思いを語った。
河西は、ウィスタリオに対して「僕にはないものが彼にはある」と一言。三日月は自分が道を切り開いていくタイプだが、ウィスタリオは仲間を頼る点に注目し、「自分でなんとかしようだけじゃなくて、ウィスタリオのようにもっと周りを頼ろうと思いました」と、役から影響を受けたことを明かした。
■企画コーナーで二人の回答が一致 仲間は「家族」
企画コーナー「一言で語ろう! 鉄血×ウルズハント主人公トーク!」のテーマ「あなたを取り巻く仲間を一言で表すと?」に対し、生駒と河西の回答は「家族」で一致。会場からは驚きの声と拍手が上がった。
生駒は、ウィスタリオにとって他人も「家族」であることに加え、アフレコ現場で共演者に助けてもらった経験から、声優としても「家族」に感謝を述べていた。
河西は、TVシリーズのアフレコ当時から、鉄華団やギャラルホルンのメンバーと収録後に食事に行くなど、「同じ方向を向いて臨んでいた」と振り返った。放送終了後もメンバーに会うと「鉄血のオルフェンズ」の雰囲気になり、「10年の年月を感じさせない仲の良さを感じていて、今後も家族のような付き合い方をしていくんじゃないか」と、「家族」と書いた理由を語った。

■20周年・30周年へ、そして「鉄華の祝祭」
イベント終盤には、トーク付き上映会の第2弾(スタッフ陣が登壇)と第3弾(長井龍雪監督、河西健吾、細谷佳正が登壇)の開催が告知された 。河西は第3弾への期待を問われ、「語り尽くせないものがあると思いますが、いろいろと長井監督に深堀りしていけたら」と意気込みを語った。
また、2026年2月15日(日)に立川ステージガーデンで開催される10周年フィナーレイベント「鉄華の祝祭」や、復活したラジオ番組「鉄華団放送局 10th Anniversary」の情報も告知された。

